見出し画像

miroボード上でこんなふうに授業計画をしています。

miroボードに教材研究・授業準備・児童の活動の記録・動画などの資料提供を集約しています。どんなふうに準備をしているのかをご紹介します。


まず、時間のあるときの単元の指導計画を作成します。ここはあまり難しく考えずに教科会社の指導計画に沿って作ります。

青をクリックすると同じ大きさの付箋が複製されます
必要な数だけどんどん増やします

miroでは、適当な付箋を1つ作ればあとは同じものを簡単に複製できます。この機能はオンラインホワイトボードなら大抵持っている機能でしょう。単元の中の小単元で色分けをしておくとわかりやすいです。この単元では「塩をとかす」「ミョウバンをとかす」「とかしたものを取り出す」の3つに分けています。

指導計画ができたら、NHKフォースクールなどで関連する動画を集めて貼り付けます。こうすることでいちいち検索せずともmiroボード上から目的の動画を簡単に提示することができます。また、youtubeなどだとmiroボードに埋め込むことができるので外部リンクとして表示せず、miroボード上の再生が可能です。

次に一時間ごとの大まかな指導内容をボードに作成します。
フレームを使うとプレゼンテーションやPDFにすることが簡単にできるのですが、私はただの図形を使っています。フレームが増えすぎるとPDFにするときにデータが増えすぎて処理が面倒になったり、フレームから目的の場所を探すのは面倒になるからです。miroの場所に全員を集めることができます(全員の端末に教師と同じ画面を表示させる機能)。ですから、特に、フレームを作成しなくても特に困りません。

授業はmiroボードで進めますがノートに作業させることもあります。
実験のねらいや内容、どのように進めるかなどはノートに記録させます。目印として画像のネコ(フリーの画像です)をボードに貼り付けています。子どもたちには「このネコの場所はノートだよ」と伝えています。

次回の実験の記録は全員でmiroボードに行います。一人ずつ記録を取らせる場合もありますが、今回は班ごとの記録を共通のボードに書き込ませます。水の量などに違いがある方がおもしろい内容だからです。
また、ここではフレームを使用しています。記録後のフレームをPDFにして印刷し、子どもたちのノートに貼り付けさせます。
さらに、下の「ふり返り」はフォームへのリンクが貼られています。理科の授業で行っている個人のふり返り(夏からずっと続けています)を入力してこの日の実験を終了する予定です。
もう一つ、ここにも動画へのリンクを貼り付けています。これは欠席した場合、どんな実験だったかを確認するためのものです。また、端末を持ち帰った際、子どもたちが自由にふり返りを行うこともできます。

こんな感じで、miroボードを活用した教材研究や授業準備を行っています。一人一台端末を活用し、ICTを効果的に組み込むことを狙っています。
miroボードを使うことで、指導計画の作成から動画の集約、授業の進行、実験記録の共有まで、全てをオンライン上で容易に行うことができます。教師は隙間時間で教材研究を行うことができます。子どもたちは自身の端末を通じて授業内容や資料にアクセスし、自主的な学習を促進することもできます。ICTの活用により、教育の柔軟性やアクセシビリティが向上し、学習体験を豊かにすることができるのではと考えています。

また続きを書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?