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登山をはじめよう 装備編②~三種の神器の他に優先的に入手すべき装備~

前回の記事で、登山を始めるときに、まず用意する装備(三種の神器)について記載いたしました。

今回は、”三種の神器”の他にかならず持っていきたい装備をあげていきます。
低山の日帰り山行でも携行したいものです。

1.ヘッドライト

前回の記事でも記載しましたが、登山は通常は安全で快適なアクティビティですが、天候、体調、登山道などの様々なコンディションが悪化すれば、遭難のリスクが高まります。

日が暮れて暗い中を歩いていて崖から滑落した、という話を聞きます。
そのような事態を回避するために、日帰りの登山であってもヘッドライトは必須です。手に持つ懐中電灯ではなく、両手が空くヘッドライトが最適です。
念のため、予備電池も持っておきましょう。

登山に慣れてきたら、危険個所がなく慣れた山で(ヘッドライトを付けて)ナイトハイキングを試してみるのもいい経験だと思います。山がどれぐらい暗いのか、ヘッドライトを使っても周囲が良く見えか が良くわかります。

2.地図&コンパス、もしくは地図アプリ

登山には地図とコンパスが必須です。
「山には道標(道しるべ)があるし他の登山者もいるから道はわかるよ」と思われるかもしれません。しかし、一般的に登山道は分岐が多いし道標もわかりにくいものが多いです。(そもそも、道標に地名が書いてあっても地図がないと、その地名の場所がどこかわかりません)
始めは簡単な地図で良いので、必ず携行するようにしましょう。

しかし、まだ初心者なので「紙の地図&コンパスはハードルが高い」と思われるかもしれません。
その時は、スマートフォンの登山用地図アプリでいいと思います。1つのアプリで地図とコンパスの両方の機能を持っているため、とても便利です。
ただし、スマートフォンのバッテリーがきれると使えなくなるため、モバイルバッテリーは持っていた方が良いでしょう。
※ただし、山に慣れてきて高山や雪山に行くようになったら、紙の地図&コンパスも使うようにしてください。(万が一スマホが使えなくなった場合、地図を持っていないと命にかかわりますので)

3.登山用ウェア

山に登ると、必ずと言っていいほど汗をかきます。
休憩の時などに汗が冷えるとかなり寒いです。(しかも山は風が吹いているのでさらに体感温度がさがります)
そのため、吸汗速乾性を持った登山用のウェアがおすすめです。
靴下や下着も、吸汗速乾性を持ったものを選択するようにしましょう。
(直接肌に接しているのでとても重要です)

まとめ

登山の装備は、自分の身を守ってくれるものです。
登山道具は高価なものが多くて、すべてを一気に購入するのは難しいと思います。
その時は、ぜひ安全登山に関する装備を優先して購入してください。

様々なリスクを想定して、それに対応できる装備を携行して、安心安全な登山をたのしみましょう!

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