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中小企業がやってはいけない事、それは『現状維持』です。

成功の反対は『何もしない事』だという言葉があります。これは事実です。失敗したことはチャレンジしたから失敗したわけであり、要因分析を正しく行ってまた次チャレンジすればいいのです。

あの有名なトーマス・エジソンの伝記(マンガをお勧めします)にも、部下である研究者が『また実験に失敗してしまいました・・・』と悲しそうに言ったことがあったそうですがそれに対してエジソンは『何を落ち込むことがあるんだい、我々はその方法ではうまくいかないという事実を発見したんだ。また別のやり方を試せばいいんだよ、答えを見つけるまでやっていこうじゃないか!』とこんな感じで答えたそうです。(※一部私の勝手な約が含まれています)

そうです、失敗は成功の素などとはよく言ったもので、失敗があるから成功パターンまで近づくことができるわけですね!みなさんも積極的に失敗を重ねてみましょう!!!!

今回の記事では、オリンピック・パラリンピックイヤーである2020年、とりわけ中小企業がどうあるべきかの参考になる事を書いていきます。テーマは『常に変革をしていく』と言うことです。変わるということはパワーが必要なことですよね、企業経営をしていく中では社員・お客様・取引先などの合意を取りながら大きく変わっていくことへは躊躇する場面が多いでしょう。それでも変わっていくべきだ!ということをお伝えしたいと思います。

TOYOTAでさえ取り組んでいることは中小企業はやらなくていいんですか?

世界に誇る日本のNo1企業(色々な尺度はありますが)であるTOYOTAは35歳の私が知る限りではずっと変革を続けて生きていると思います。先日2020年1月6日、アメリカの展示会でコネクティッドシティ(Woven-City)の構想を発表していましたね!!!!私はとても興奮したと同時に、日本企業がまちづくりにチャレンジしてくれることがとても誇らしかったです。

背景としては、日本の戦略として『超スマート社会の実現』というものがありますが、こちらに対していち早く取組をしていたのがTOYOTAなのです。2017年1月、同じくアメリカであった展示会で『e-palette』というサービスとしての車を発表したところまでさかのぼりますね。東京オリンピックで走るとずっと言われていますので楽しみにしましょう。

TOYOTAはすでに自動車メーカーではなくなっているように感じませんか?環境問題などで逆風が吹いていたことを背景に、1997年にプリウスを出して以来、TOYOTAはあれだけ大きな会社にもかかわらず大きく変化してきました。そしてついに街づくりをする会社にまでなろうとしているのです。

これは、少子高齢化や環境問題、さらにはいわゆるIT技術の革新により起こるであろう社会課題までもを含めて解消していこうという思いの中で、新しいTOYOTAの姿になろうと、自ら存続し続けるために変わっているのです。

これを聞いて『TOYOTAだからできる』『中小には無理』などと思った方がいたらそれはとても危険なサインです。企業は『環境対応業』なのです。100年続く企業はその時代にあわせて変わってきたから残っているのです。しかし、ここからまた大きく変わる社会の中で変化できない企業はまた窮地に追い込まれていくでしょう。

TOYOTAレベルでさえ危機感を持って取り組んでいる変革、中小企業がやらなくていいわけがないと思います。もちろん、街づくりをしましょう!という意味ではなく、大小問わず新しいことを取り入れたりしていけばいいのです。

これまでの当たり前を続けていませんか?

何かたらしい事を始める時、『◎◎があるから駄目だなあ』などと、これまでやってきたことを前提に考えてしまうときはありませんか?新たな取り組みをするために会議をしよう!となった時も、通常業務の中でやる場合はどうしても集まれる日程が限られることもあるでしょう。

でも、冷静に考えると、ZoomやSkypeをはじめとした手軽にビデオ通話ができるツールが世の中にはたくさんあるんです。だまされたと思ってちょっとしたミーティングなどはこのようなものを使ってみませんか??

上司と部下の面談だってわざわざ業務後に帰社させなくてもビデオ通話でお互い自宅の近くや最後のアポイント先付近で済ますことができます。イヤホンマイクを使えば声が外に漏れることもないのでそんなに気にすることはないです。気になるなら時間貸しのオフィスやカラオケボックスだっていいわけですよ。

これまでの当たり前条件を全てなかったことにして柔軟に『こうすればできる』を考えていけば今まであり得なかった生産性が望めます。

TOYOTAの話からはかなりハードルを下げたかき方をしているかと思われるかもしれませんが、私は『車メーカーがまちづくりに踏み切ること』と『会議の仕方をビデオ会議にすること』は同じことだと思っています。どちらも常識を非常識だと考え、『こんなこともいいよね』でチャレンジしているんだと思います。

是非、何かに二の足を踏んでいる方はまずチャレンジし、たくさん失敗してください。失敗すれば原因を振返り、次につなげるアイデアが生まれると思いますよ。

外部リンク

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