見出し画像

トルデジアンのススメ ② 準備編

仕切り直し

前回のnoteの記事を書いたのが2020年3月9日。
750€を決済して「やるぞ!」と燃えてましたが、その直後からコロナがえらいことに。結局2020年は大会自体が中止になってしまいました。
確か3.5万円ほど返金されてデポバッグと写真集が後日送られてきました。
幸い獲得した参加権が3年残るので次のチャンスを待ちます。
2021年、2022年は大会は開催されましたが、海外渡航の制約が厳しく断念。
ただでさえ会社を長く休むのにさらに待機期間なんてとても無理。

最後のチャンス2023年。
ようやくコロナも落ち着いて普通に海外渡航できるようになりました。
これは行くしかない。仕事は大変になるだろうけど次のチャンスはない(トルデジアンはお断りすると次は当選しにくいらしい)。
2020年の権利がある人は1/10~1/24に登録とのことなので1/11に早速登録して690€(100,639円)をお支払い。
抽選は2月中旬だけど権利の持ち越しなのでこれで参加決定。
スタートまであと8か月。さて何をしたらいいんだろう…

最近出たレース

前回申込み前後からトルデジアン本番までこんなレースに出てました。

2019.  4.29 KLTR(400km、D+20000m)132:13 8/14位
2020.12.29 京都グレートラウンド(133km、D+5360m)25:23:01 26/57位
2021.  4.30 六甲100(175km、D+11000m)51:47:48 ※勝手100mile
2021.10.  1 LAKE BIWA 100(166km、D+10390m)43:44:52 35/100位 ※100mile初完走
2022.  4.29 KLTR(390km、D+19000m?)125:33 12/18位
2023.  4.21 UTMF(164km、D+7230m)35:12:50 504/2386位
2023.  6.23 DEEP JAPAN ULTRA(163km、D+8100m)39:54:34 21/89位

あまりレースは出ない方ですができるだけ長いのをチョイス。
順位は20~30%で可もなく不可もなく。

DEEP JAPANは1000mのアップダウンが3回あるのでトルデジアン対策で出ました。
まあキツかった。ヒルだらけ、雨と泥でこけっ放し、ルート不明瞭で滑落危険あり。「DEEPだから」で片づけるには過酷すぎる。
これを走れたのでだいたいのことは耐えられる、と思えたことは収穫でしたが、100mileはこれで卒業しようと思うほどでした。

DEEP JAPAN スタート

トルデジアンに向けて大きかったのはKLTR(※)を2回走っていること。
2019年が5日半、2022年が5日ちょっと。
毎日動くことで自分の身体がどう変化するか、何時間寝たら動けるか、どう補給するかといったことを経験できていたので「トルデジアンも何とかなるか、荷物も軽いし」という根拠のない自信の裏付けとなっていました。
※ KLTR 近畿の山を縦につないで敦賀から那智に至る草レース。
     TJAR経験者が中心に企画。約400km、累積標高20000m
     2019年、2022年に開催されたが次回は未定(もうないかも)

KLTR2022  那智ゴール

普段の練習

・1か月200~300km(家の近所の摩耶山が中心。雨降らなければ毎日)
・半年ぐらい前から歩き練習多め(あしラボ小野寺先生アドバイス)
・夏場はアルプスで縦走して高地順応
・ロードシーズンは長居ウィンド(長居公園)や尼崎ナイトランナーズ(尼崎陸上競技場)で心拍強化。
・直前2週間はテーパリングで疲労抜き

特にトルデジアン用に何かしたということはなくいつも通り。
他の人に比べて練習量は少ないと思います。

装備

・ザック:Salomon ADV SKIN CROSS SEASON 15
・ポール:Mountain King トレイルブレイズ アルミ 115cm、予備 SINANO
・シューズ:HOKA  SPEEDGOAT5×2足
・時計:SUUNTO VERTICAL Titanium Solar
・短パン:山と道 Light 5-Pocket Shorts ×2
・タイツ:2XU ランコンプショーツ
・レイン:mont-bell(上)ピークドライシェル(下)トレントフライヤー
     山と道 (上)UL All-weather Jacket(下)UL All-weather Pants
・ウィンドシェル:Patagonia フーディニジャケット
・ミッドレイヤー:Salomon ESSENTIAL WARM FULL ZIP
・インナー:(上)finetrack ドライレイヤー、おたふく手袋(下)おたふく手袋
・アームスリーブ:finetrack ウォームアームカバー
・カーフスリーブ:Goldwin コンプレッションカーフスリーブ
・手袋:SHOWA黒テムレス+R×L メリノウールグローブライト
・ソックス:Feetures×2、DRY MAX×2、
・キャップ:FEELCAP  ”ARE YOU GONNA GO MY WAY” +mont-bell 日よけ
・Tシャツ:KLTR、キャノンボール、RUN DMCの3着
・ライト:LED LENSER H8R、PETZL アクティックコア、予備LED LENSER NEO10R
・眼鏡 :9999で遠近両用デビュー
・GPS  :海外用IBUKI  SPOT
・必携装備:エマージェンシーブランケット2枚、カップ、身分証明、スマホ
・推奨装備:コンパス、応急処置セット、笛

ザックは大きすぎるかと思ったんですが、脱いだレインなんかを雑に入れても収まるので楽チンでした。防水なのもGOOD!

ロールトップでたっぷり入ります

ちなみにデポバッグの中身はこんな感じ
・予備(シューズ、ポール、Tシャツ、短パン、ソックス、キャップ)
・モバイルバッテリー 10000×3、充電コード
・アイゼン(出番なし)、バフ、リップクリーム
・日焼け止め(アグレッシブデザイン ファイター)、ガーニーグー、トメルミン(眠気止め)

食料

飽きないよう種類多め
小分けしてライフベースで入れ替え

・ANDO×18、クルミっこ×20、無印バーム×13、柿バー×6、ライスポーション×3、おいエナ×2
・塩熱サプリ、アミノタブレット(3時間あたり1錠)
・かつサプ×16+VESPA HYPER×24、MAGMA×38(3時間あたり1回)
・ZEN NUTRITION ダルマ 1日4錠
・飴3袋(埃対策)

エイド食が食べれない場合に備えて1時間100kcalとして全行程分。
ライフベースと小屋でモリモリ食べれたので半分ぐらい余りました。

かかったお金

・エントリー料:約10万円+前回中止分 約5万円
・飛行機代  :289,390円(エミレーツ)
・ツアー代     :237,000円(ルクタスアドベンチャーズ)
        レース中サポート、現地送迎、ホテル4泊込み
・こづかい  :約6万円(レース前後の昼夕食とお土産)
・食料    :約5万円(レース中)
・その他   :約8万円(ザック、バッテリー、カーフ、日焼け止め、健康診断等)
 計       約87万円


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?