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カテゴリー3「戦略計画」〜「経営品質」その9〜

理想的な姿を実現するために「戦略計画」をどうやって作るか、
作った組織全体の計画を部門や個人の実行計画にどう展開するかというプロセスを評価するのが、カテゴリー3「戦略計画」です。

このカテゴリーには、1000点満点中50点が配分されています。
意外と配点が少ないような気がしますが、戦略が正しいかどうかは、活動結果に現れますので、それで良いのかもしれません。

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(出典: https://member.jqac.com/contents/index.asp?patten_cd=12&page_no=22 )

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戦略の策定の仕方自体も、組織が目指す「理想的な姿」や「変革のための戦略課題」の達成に資するものでなければなりません。

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組織全体の戦略計画とは、「理想的な姿」の実現に向けたストーリーを指します。設定した戦略課題は、理想的な姿を実現するための重要な成功要因になるはずです。

戦略の策定も、キーとなるメンバーが参加し、現場の意見やアイデアを反映させなければなりません。

また、災害や情報漏洩など様々なリスクの要因がありますが、組織としてどのような想定の仕方をするかも問われます。

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展開方法についても、基本的な考え方は同様です。

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組織全体の戦略計画を、どのように部門、チーム、個人に落とし込んでいるか。
組織全体の戦略計画を、外部のビジネスパートナーと整合性をとるかも問われます。

伍魚福では、「自創経営」の「ランクアップノート」を用いて、全体の計画、部門の計画、個人の計画、個人の月間計画、週間計画、日々にまで落とし込んでいくこととしています。

対話の仕組みも整備していますが、これが「展開プロセス」にあたるのです。

今までの社内の取り組みも、目的に適うものであれば、きちんとカテゴリーに定義できるのが、経営品質のおもしろいところでもあります。

参考文献:2018年度版日本経営品質賞アセスメント基準書(日本経営品質小委員会)



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