【卒業公演】あとがきのまえがき@春苺藍欒花

どうも、上田の女です。

とうとう最後の稽古場日誌が回ってきてしまいました。

なんか皆エモエモのエモなので私も感慨に浸ろうと思います。

たぶん長くなります。お付き合い頂けると幸いです。


卒業公演二日目が終了しました。

前々回くらいでも書きましたが、やはり同期と舞台を作るのは非常に楽しく、またこれが最後かと思うと寂しくもあります。

我々はコロナウイルスの影響を大きく受けた代でした。

入学式もないままリモートで授業を受け、人とほとんど接する機会のない生活。そんなスタート。

このまま松本キャンパスに通うこともなく離松するなんて悲しすぎる…。そんな反骨精神から劇団山脈への加入を決めました。

私は採点ミスの発覚のため6月に大学に入学し、偶然同じ大学に通う先輩と連絡を取った結果誘われたことも大きな要素です。

そんなひょっとした縁のたぐり寄せで劇団山脈の一員になれたこと、本当に幸せに感じています。

それから徐々に同期が集まり始めました。始まりの節目がなかったというのに、1人また1人とまるで冒険物の物語のように仲間が増えていきました。

そして仲間が集まりようやく活動、というタイミングになった頃には…

既に追い出し公演の時期になっていました。

それでも、追い出しで演出を取らせてもらって、経験が無いなりにみんなと1つの作品が作れて、本当によかった。本番直前まで伸び悩んでいたみんなが一気に成長していくのを見て目が潤んでしまったのもいい思い出です。

あれから3年が経ちました。

気付けば我々は先輩になっていて、後輩達がたくさん入ってくれました。

同期のみんなは、頼れる先輩の顔になっていました。

私はずっと離れた距離にいたので、その変化にさみしく感じちゃったりして。

そんなみんなと最後にまた、1つの作品が作れたこと、本当に嬉しく思います。演劇人として成長していたり、本番直前で一気に上手になっていて、やっぱりさすがだなぁ、負けてられないなって思いました。卒論のせいで松本に来たのが遅くなっちゃったのは残念だけど。


正直、コロナに対して恨む気持ちはずっと持っています。

本当は松本にいれるうちにもっと同期と、先輩方と、いろんな事に挑戦したかった。大好きな先輩方と共に舞台に立つ夢も、絶たれました。

後輩達とも、もっと関わりたかったな。


それでも、劇団山脈の一員になれて、本当に幸せでした。

一度離れると決めた演劇を再び、大学で続けることができてよかった。

ありがとう。

まだもう少しだけ、この時間を楽しませてください。

千秋楽、お楽しみに!



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長々と綴ってしまいました。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

あなたに幸あれ🍀

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