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先生の学校✖️リフレクション

【イントロ】

自分もチームも加速するリフレクション〜【意見】【経験】【感情】【価値観】で自分を知る独自のフレームワークをご紹介!〜

スピーカーの熊平 美香さんは、2019年に一般社団法人21世紀学び研究所を立ち上げ、環境に適応しながら自律的に行動できる人材の育成に取り組んでいる。https://learning-21.org/
自分とチームを成長させるために鍵となるのがリフレクションの技術とされる。これまでのMTGを振り返る上で、具体的で効果的な方法論が学べるのではないかと考え、視聴した。

【コンテンツ】

■熊平 美香さんの学び

リフレクション(Reflection)とは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為であり、経験を客観視することで未来の意思決定に活かすことができる。2011年に、熊平さんはオランダで4歳の子どもが、過去3ヶ月のリフレクションをしていたことに驚いたという。
現在、管理者がいないティール組織に代表されるように、自律型人材が求められている。
正解のない時代、The OECD Learning Compass 2030で紹介されているAnticipation、Action、Reflectionのサイクルによって、より良い未来の向けた変革を起こす力を伸ばしていけるという。このAAR modelは、目的と仮説を持って学ぶことの重要性を表す。
さらに、3つのOECDキーコンピタシーは、先例のない複雑な問題に対処する力を提言している。
https://www.oecd.org/pisa/35070367.pdf
https://www.a-kumahira.com/2013/09/05/oecd_1/

■自己のリフレクション

意見、経験、感情、価値観から構成されるメタ認知が使用される。意見を中心に、なぜそう感じるのかを思考する方法。熊平さんは、思考を可視化することが重要だという。
また、未来を想像する力であり変化に対応する力であるリフレクションと、自分の枠を外に出て多様な考え方を受容する力である対話の両輪が必要。
個人ができる5つのリフレクション。自己を知る、ビジョンを形成する、経験から学ぶ、多様な世界から学ぶ、アンラーンする、の5つがある。
クリエイティブテンションとは、ビジョン(ありたい姿)と現状とのギャップを埋めようとする内発的動機。この動機を持つことで、主体的な学びへと繋がるという。

【まとめ】

自己のリフレクションは、ある事象に対してというよりは、もう少し俯瞰的に自分の行動を振り返る方法論であると感じた。他方で、AAR modelは、PDCAと同様にプロジェクトベースでも活用できる方法であると考えた。そして、AAR modelを機能させるために目的と仮説を持つべきであるということがわかったので、実行したい。

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