私が相変わらず夕飯後の洗い物をしていると、長男（小２）が突然
「１００万円あったらどうする？」と言うので、私は「投資をする」と答えた。実際まとまったお金があったらちったぁ投資したいとは常々思っている。妻が反対するのは目に見えているが。

私は長男に「投資」について教えた。ものすごくかみ砕いて、分かりやすいように。そして最後に自己投資する事を伝えた。

長男は生き物がものすごく好きで、多分正味のところ「昆虫学者」か「海洋学者」になりたいんだろうなぁと私は睨んでいるので、それに絡めて「生き物や科学について勉強して理解を深めることは、将来そういう職業になりたい自分に対しての投資なんだよ」という内容の事を小学生レベルの語彙を用いて説明した。

そしたらこれが長男の心に刺さったみたいで、みるみる目を輝かせて「ぼく、宿題する！」と言って、机に向かった。勢いよく。

「宿題は最低限やらんといかんもので、要はそれプラス何をするかなんだよな」と思いつつ、そんな事言って水を差すのはやめた。やる気を出すのはとにかく良いことだからだ。

それから眠る前、長男はメガロドン（ホホジロザメを巨大にしたようなやつで、古代に存在していたと言われる海洋生物）の生存可能性について聞いてきた。私はいくつかの説を伝えて「生きていたら良いなと思う」と言った。そうしたら長男も「ぼくもそう思う」と言った。

この、好奇心と探求心が真っすぐに動機として勉強に結びついたら良いのになぁと思う。