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猿まわしの経済学(2024.04.20)

「どっか出かけようぜ」という漠然とした妻の提案を具体化して私が組んだプランにより、我が家は大分市が毎年やっている「人とみどりのふれあい市」というやつに行って、苗木や花などを見た。

そうしたところちょうど阿蘇から来た猿回しの一座が今まさに猿まわしの講演を始めるところだった。私たちはそれを大喜びで見物した。

かわいいお猿さんが竹馬に乗ったり、玉乗りしたり、大ジャンプをしたりする。随所に笑いも交え、とても面白い。子供たちも大喜びだ。

そして最後に「ご祝儀タイム」があるのだが、満足した大人たちはまぁまぁな金額を次々に支払っていた。事前に「風で飛んでいくようなお金が良いです」と、猿まわしのおっちゃんが言ってたのを真に受けて、ご祝儀を紙幣で支払う大人たちもちらほらと見受けられる。

観客はけっこういた。40人くらいいたのか。だいたい1世帯3人くらいだとして、代表の一人が平均500円くらい支払って(500円以上のご祝儀には可愛いお猿さんカードがもらえるという巧妙な仕組みとなっている)いたので

40÷3=13.3
500×13.3=6,650円

一回の講演が15分程度。1時間に2回やったとして、一日に少なくとも8講演くらいはできるので

6,650円×8=53,200円

そして講演は何もこの日ばかりではなく、おそらく土日でやるだろうから

53,200円×2=106,400円

ざっとこれくらいの売り上げが出る。ここから人件費や阿蘇からの交通費、猿にかかる餌代などの雑費などが引かれるが、まぁまぁの利益が出るのではないかと思う。

というしょうもない事を書いているのは、今急場しのぎで書かなければならない状況であるからで、日曜日の朝だというのに長男が6時に起きてきて何かと私に付き合うように言ってくるし、今となりで長女がトイレットペーパーの芯を片手に持って何かよく分からないことを言ってきているからで、ここまで賑やかしくなるとそろそろ妻も起き出してきてもう書いてはいられなくなる事は必至だ。

猿まわしって案外儲かるんだな」というしょうもない結論にしか至らなかったけど、もう限界なので失礼致します。ありがとうございました。




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