行きつけの幼稚園（と書くとお酒飲めそう）から地域の聞いたことないお祭りの案内が来ていたので、行く事にしていた。

しかしうだうだしている我が家。皆でyoutubeで猫の吹き替え動画かなんか見て全然動く気配がない。私は別にそれでも良かったのだが、お昼近くになってまぁ一応行ってみるかということで、重い腰を上げてお祭りへ行ってみることにした。

んで行ってみたら、これがえらい大盤振る舞いのお祭りで良かった。ぜんざいやら豚汁やら振舞ってくれるし、私たちが行った時にはすでに終わっていたが、振る舞い酒もあったらしい。ちくしょう、もっと早く行けば良かった！

中でも一番驚いたのがくじ引き。一回５００円でそれ自体は高額なのだが、当たる景品が最低でも５００円を超えており、高いのになると１万円程するものがある。そしてそういう高額景品が普通にガンガン当たって、そのへんのお客さんがラジコンを抱えてリンゴ飴食べたりしている。

私たちは色めきだった。私はたまたま全く財布にお金を入れてなかったのですぐにタネ銭が尽きたが、そのくじの配当（？）の良さに財布の紐が緩んだ妻も子供にくじ引きを何度かさせていた。

空くじはなかった。そしてくじ引きのガラガラは透明なので、中の玉が丸見えで不正のしようがない。至極まっとうなくじ引きなのだ。こんなことしてくじ屋は儲けが出るのかすごく疑問なのだが、おそらくお祭りのスポンサー（地元の小さなお祭りにしては非常に多くのスポンサーがついていた）から多くの協賛金が出ており、それが出店した店にも還元されていて、利益率を考える必要がなかったんだと思う。

しかし我が家のくじ運の悪さは健在で、５００円を握らせてくじを引かせた長男はなんか長い棒とかポケモンカードとかばかり当ててくる。ポケモンカードの中には高額で取引されるカードもあるらしかったが、引いて出てきたのはなんだか面白みのないカードばかりだった。
※我が家のくじ運の悪さは以下の記事を参照のこと

しかし、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるもので、妻が子供らに引かせたくじではまぁまぁ高額の景品が当たり始めた。買えば５０００円は下らないようなものもあった。子供たちはちょっと早めのクリスマスが来たみたいでホクホク顔だった。

そして私は開催されたじゃんけん大会で最後まで勝ち残ることが出来た。人生初だった。そんで景品としてチェーンソーマンに出てくるキャラクター「パワーちゃん」のフィギュアを頂くことができたが、これは正直いらんなぁと思った。

でもじゃんけん大会で最後まで残れた事で、私や私の家族の引きの悪さが底を打って、これから反転攻勢へ出る兆しが見れたような気がした。明日からまた頑張ろうと思う。