田舎の飲食店のリアル　2月売上編

2024年3月3日 15:15

やった！やっと回復の兆しあり！売上4７万達成！

二月は飲食店の閑散期と言われてますが、それでも何と売上が4７万達成しました！

当店の損益分岐点が45万くらいなのでなんとかかんとか支払いも回りそうです！昨年いっぱいでグループホームの仕事を退職して安定した収入を失い、返済できるかどうか不安でしたが、なんとかなりそうな兆しが見えました。
決して暮らしが楽になった訳ではないけど・・・

ランチの分析

ではまずランチ帯の分析をしてみましょう。

昨年8月からランチをスタートさせて初めての10万円超え！最高売上の１１.３万円を記録しました！客単価は下がってしまいましたが、来客数は38人も増えてます。おひとり様のお客様も多く、沖縄そばだけ召し上がって帰るお客様も多かったですね。やんばるという土地柄、個人旅行の方が多いのでこの辺は想定内です。
2/13〜18までランチの売上がなかったのは風邪を引いてしまって昼間は寝てました。検査してコロナでもインフルでもなかったのですが、いまだに喉に何か棲んでる違和感あります💦
皆さんもお気をつけください。

商品分析を見ると、やはり沖縄そばの売上が強いですね！次いで羽付き餃子！この辺も作戦通りです！

と順調そうですが課題もあります。
ワンオペの最大の欠点、オペレーションです。
一気にお客様が入られると、どうしても出にくい料理があります。
2月はバイクのライダーが7名でいらして、料理が被らず時間がかかってしまいました。事前にお時間がかかりますとはお伝えしたのですが

「あー腹減ったー！！」

と、催促とも聞こえる独り言を大きな声で何回も仰っておられました。

この辺はどこまで仕込みをするかで少しは解消出来ると思いますが、逆にここは「1人で丁寧に作ってます」をもっとお店としてアピールすることで、お店のスタイルに合ったお客様がいらしてくれるのではないかと思ってます。
全てをお客様に合わせることは不可能なので、どこまでやるかの線引きは大切だと思ってます。

ディナーの分析

夜はどんな感じなのか見てみます。
ちなみになんですが、この画像はスクショする為にちらっと見てますが、基本noteを書きながらリアルタイムで分析しています(笑)

当店のお勧めの羽付き餃子が１位です！安定の１位！
あと気になるのはお刺身の順位が上がってきています。先月はランク外。今までも８位くらいでした。お魚の入荷のなかった日もありましたが、それでも順位を上げてるのはやんばるの海の幸に関心が高まっているのかと思います。ぶっちゃけると、今はお魚屋さんで刺身用の切り身を買ってきています。お魚は足が早い(痛みやすい)ので、一本丸ごと買うのはなかなか勇気が入ります。原価も高いし。
以前のケータリングなどのイベントでお造りを作る時などは、セリに行って知り合いの鮮魚店などに手数料を払って競り落としてもらってます。

セリに参加するには仲買の契約を漁協と交わして、保証金として10万ほど納めなければなりません。このお金は仲買を辞めるときに返却されます。
今年はセリに出て新鮮なお魚を提供出来るようにしたいなと、今月の売上分析を見て思います。10万は大きなお金ですが、お店への投資だと思ってここは頑張って貯めてみようと思います。

おお！アルコール販売が戻ってきたか？

ドリンクを見てみると地元の泡盛「まるた」や黒霧島、なんとコルコル(沖縄のラム酒)がランクインしてます。
確かこの時はパーティー予約で女性の方がラム酒好きだったのでオススメしたらハマってくれたのを覚えてます。

先日来た女性のお客様も結構飲んでくれました。会話の中で同年代の女性だとわかり、僕らの年代は旅行に行ったら飲みますよねーなんて話に共感してくれました。
最近の観光客は飲まないと伝えると

「旅の醍醐味なのに！」

と笑って飲んでました。

まったく同感ですwww

写真が前後してしまいましたが、今月のディナー売上は３４万円でした。
全盛期の2月売上が50万くらい(当時はランチ無し)だったので約７０％くらい回復した感じです。
当時は夜中の2時くらいまでやっていたので、締めのラーメンや沖縄そばの売上が大きかったのですが、パンデミック以降、夜中に食べ歩く習慣がなくなったので夜の売上は行っても45万くらいと思ってます。
若干客単価が下がってますが、▲５９円なのでここは許容範囲でしょう。
先月より19名３.８万円と売上が上昇してます！閑散期と言われる2月で達成できたことに大きな意味があると思ってます。