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田舎の飲食店のリアル 移住者であるということ

冷静に書くつもりですが、多分愚痴です

前向きな事だけ書きたいけど、リアルってそんな事ばかりじゃないんですよね。
さて、まず何から書いたら良いか。まず結果からお話しすると、僕と同じ移住してこの村で初のコワーキング施設を作り、移住者の為のコミニケーションを企画したり運営していたKさんが突然、施設の契約を破棄されてしまった事が発端となります。

まずKさんの経歴を掻い摘んでお話ししましょう。
慶應大学卒後、大手カメラメーカーのマーケティング部でプロジェクトマネージャー、ITソリューション研究開発員などを経て、奥様が国頭出身だった為訪れていた国頭村を好きになり移住。
2016年にコワーキング施設を開所。
その後、大宜見、国頭村に古民家を改装した宿や国頭に移住したいを繋げる事業を立ち上げ、移住希望者にアドバイスや移住支援などに尽力する。
また、2000人を超える集客のイベントを2回開催する。
2023年には16戸4階建のアパートを建設し地元や移住者に対して住居の提供もする。
2024年コワーキング施設の契約を解除される。
                    ※KさんFacebookより一部引用

うむ、今、文字で起こしてもこんなに国頭村のために実行した人って今まで居なかったんじゃないだろうか。

Kさん曰く、ゼロからイチを作るのが僕の仕事だと言っていた。
これが田舎の知り合いがほぼ居ない中でやるのがどれだけ大変なことか・・・

Kさんから話を聞いたところ、外堀を埋められて身動きが取れなくされ辞めざるをえない状況だったと聞いた。

そして、この施設がこの後どう運用されるかも聞かされていないと言う。
つまり

「後のことは決まってないし教えないからとりあえず出てってくれ」

そんな風にも感じ取れてしまう。

僕はKさんが好きだし尊敬もしてる。何より僕みたいな学のない人間が高学歴の人と肩を並べて話せるなんて光栄だし、Kさんの論理的な会話は知的でとても勉強になる。僕みたいに感情的にならない。この駄文のように。

かと言ってKさんの話ばかりでは一方通行なので、ちゃんと行政側の話も聞きたいと思っていた。あんまりそっち側に知り合いが少ないので話を聞く機会がなかなかなかったのだが、先日、コザでイベントがあり22時くらいに帰宅した時、コワーキングの前で何やらパーティーをやっていた。
施設が閉所する2日前だったので見納めと思ってちょっと顔を出してみると、知人Sさんの送別会だった。
某道の駅の施設管理をしていた人で、家族と移住をしたかったらしく先行して自分が来たけど、家族は国頭への移住に抵抗がありSさんは家族のいる仙台に戻ることにしたという。

挨拶を済ませ、ハイボールを飲んでると知り合いの村議員が立ち寄った。別件で話がしたいとラインを送っていたので、目が合うと僕の横に座って共にSさんの労を労った。

これはチャンスと思い、村側がKさんのことをどう思って何故ここを退所させたのか探ってみる事にした。

帰ってきた返事は衝撃的でした。

僕「ここももう終わりですね」

議員「まぁそうだな」

僕「そもそも何で辞めちゃうんですか?こんなんKさん追い出すような感じじゃないですか」
少しだけ鎌をかけてみたら、みんなに聞こえないよう、僕に耳打ちするように近づいてきて

議員「あいつは生意気で上から目線さー、あんな奴とは誰とも仕事したくないさ」

と言うのだ

僕「いやいや、それは感情的な話しでビジネスの話じゃないでしょ?」

議員「違わないさー。結果も出てない」

僕「結果も出てないって、そもそも話し合いはしたんですか?結果を求めるなら目標値が必要でしょう?その話し合いはしたんですか?」

議員「それはしてない」

僕「それおかしいでしょー!」

と僕の感情が高まった所で

「集合写真撮りまーす!」と号令が掛かった。

写真を撮り終わるとトイレに行って顔を洗って
「この場はSさんの送別会。Sさんの顔に泥を塗ってはいけない」と自分に言い聞かせてハイボールを飲んでKさんとSさんに挨拶をして帰宅した。
議員に別件で話があったけど、一触即発だったので遠目に会釈だけしてその場を去った。

後日、別の役場職員から小耳に挟んだ話では
コワーキング施設は村側も出資しており、光熱費などは役場が負担しているとのこと。これは以前から知ってはいた。

役場側は村の経費を使って勝手なことをしてる

と主張してるらしいのだ。

それについたってちゃんと最初にKさんと話し合いをして決めたことだし、もしそれに変更があるなら然るべき手段を持って契約の変更手続きなどを行なうべきである。だって役場なんだから。学級委員会じゃないんだし。

きっと村が移住者を増やして人口を増やしたいってのは本気だと思う。本当にこのままじゃ村が消滅する。
でもそれは「自分達のやり方で自分達に逆らわない人達でやる」事が大事なんだって思った。

まぁそのやり方で現実は衰退していってるんだけど・・・

友人にこの話をしてまるで俺たちはワクチンだって話した。

良くしたくて、治したくて頑張っているのに拒絶されるって。

重症化してからじゃ遅いのに。

これを機に僕もこの先どうするかを本気で考えるようになった。

ただ、嫌がらせされるだけなら良いけど、実行手段を取った行政に信用は全くなくなった。

友人はこの村を変えるには内から変えるしかない!
3年後の村議員選挙に一緒に出よう!と誘われたが、僕は田舎でのんびり好きな料理を作って平和に暮らしたいだけなんだ。
確かに変えたいとは思うけど・・・

違う違う、そうじゃそうじゃない!

と昭和歌謡曲な気分です。

Kさんは決して高圧的な話し方をしてないと思うだよなー
IQが5違うと、話が通じないって言うじゃないですか?
だから馴れ合いだけで出世した役場の人達は脳みそスカスカだから

話が理解出来ない→高学歴の見下し→高圧的→生意気→ムカつく→辞めさせよう!
みたいな流れでしょうか・・・

はぁ、こんな事やってこの村本当にどうなるんだろう・・・

この村が好きだから良くしたい。
そう思う事が既に傲慢なんですか?

僕はここで飲食店を続けるべきなのか悩む

美味しい料理を作って、お客さんを喜ばせる事だけに尽力したいのに!!

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