山野辺一記

脚本家。小説家。シナリオ制作会社エッジワークス代表取締役。http://edge-wo…

山野辺一記

脚本家。小説家。シナリオ制作会社エッジワークス代表取締役。http://edge-works.co.jp 日本ゲームシナリオライター協会理事。 日中エンターテインメント経済推進連絡会事務。

最近の記事

中国のアニメ・ゲーム産業の盛んな地域。その1。

おはようございます。こんにちは。こんばんわ。旅する脚本家ですが、最近旅に赴くことができていない山野辺です。 中国のアニメーション作業、ゲーム開発産業が盛んな地域として、北京、成都、広州、上海、杭州、南京、大連、無錫が挙げられます。 開発会社は中国全土に点在していますが、開発会社、制作会社が集約されていると、その地域に個々の開発コミュニティが作られ、情報が共有されています。 今回は、大連地域について。 アニメーション制作、ゲーム開発産業における大連のメリットとしては、なに

    • 杭州中国動漫博物館が求む!

      おはようございます。こんにちは。こんばんわ。 最近、旅をしていない、旅する脚本家山野辺です。 中国の中国動漫博物館が日本のアニメーション企業との協業を希望だそうです。 中国動漫(アニメーション)博物館は、国家広播電影協会と中国動画学会によって承認された政府主導の「ナショナルブランド」のアニメーション博物館です。 住所は杭州浜江区白馬湖路375番地。 本館と美術館で構成。 美術館には、「アニメの夢想」、「アニメの記憶」、「アニメの現在」、「アニメの未来」の4つの常設展示エリア

      • 旅する脚本家のオーラルヒストリー。

        おはようございます。こんにちは。こんばんわ。 最近、旅をしてないない脚本家山野辺です。 オーラルヒストリーのような体で、シナリオライター文化についての備忘録を残しておきたいと思いました。 シナリオについても、アニメなどの映像脚本業界とゲームシナリオなどのゲーム業界に大別します。 今回は映像業界。脚本家の「本読み」の時に並ぶものについて。 本読みとは、脚本家が執筆した脚本を監督、脚本家チームのリーダーであるシリーズ構成、プロデューサーと読み合わせをする打ち合わせのことです。

        • 実は中国で、とっても有名な作品!その3。

          おはようございます。こんにちは。こんばんわ。 今回は最終話。 3作品目は「燃えろアタック」。 中国浙江大学の夏瑛先生は、名作だ、人生の1本だ、と熱く語り、山野辺はただただ驚いた、というのが実際のところ。 日本では、1979年からテレビ朝日されたTVドラマ。石森章太郎原作・東映制作。 どのようなお話かというと、ヒロイン小鹿ジュン(演、荒木由美子さん。)が高校バレーを通して、日本選抜チームまで選ばれるお話。 だが、当然、東洋の魔女を越えた高校バレーが展開される。 小鹿ジュンの

        中国のアニメ・ゲーム産業の盛んな地域。その1。

          実は中国で、とっても有名な作品!その2。

          2作品目は「一休さん」。 日本では、1975年からテレビ朝日で放映されていたアニメーション番組。 全296話。この時代では、この話数は普通でしょう。制作は東映アニメーション。 ゴールデンタイムで、山野辺も観ておりました。 お話は、だいたい将軍足利義満(声、山田俊司さん。004ですね。中国放映では、当然、別の声優が配役されいいるはずです。)がトラブルを起こし、側近の蜷川新右衛門さん(声、野田圭一。002ですね。)が、 禅寺の安国寺の小坊主一休さん(声、藤田淑子さん。デジモンア

          実は中国で、とっても有名な作品!その2。

          実は中国で、とっても有名な作品!その1。

          中国浙江大学コンテンツ研究センターの研究員である夏瑛先生と山野辺の間での研究談義。 そこで話題となった、中国国内で有名なTVドラマ、アニメのタイトルを語ります。 ベスト3と言いたいところですが、今から説明する3作品の人気はどれも高く、拮抗しているそうです。 それでは紹介します。 まず最初の作品は「赤いシリーズ」。 「赤いシリーズ」は、「赤い迷路」から「赤い死線」まで続いた、TBSが大映テレビと共同で1974年から1980年にかけて製作、放送したドラマのシリーズ。 山口百恵さ

          実は中国で、とっても有名な作品!その1。

          上海爱剧房文化传播有限公司について。

          上海爱剧房文化传播有限公司の事業の説明です。 【会社事業】 アニメーション、ゲーム、映画、ドラマ、演劇の脚本作成。 映像の絵コンテ作成。 ドラマ、映画、アニメーション、ゲーム、演劇の製作事業。 脚本、絵コンテの教育事業。 日本の著名クリエイター、イラストレーター、作家の仲介事業。 コンテンツの日本国内の代理営業事業。 ************************************ 上海爱剧房文化传播有限公司 執行董事・董事長 山野辺一記 上海市黄浦区南蘇州路129

          上海爱剧房文化传播有限公司について。

          中国ゲームタイトルで、よく使用される題材とは?

          2022年1月、IGDA日本ゲームシナリオ分科会で、ライトニングトーク形式で発表した内容です。 中国浙江大学コンテンツ研究センターの研究員である夏瑛先生とエッジワークス中国スタッフからアドバイスをいただきました。 題目「中国ゲームタイトルで、よく使用される題材とは?」。 ポイントは「武侠(ブキョウ)」と「修仙(シュウセン)」という二つのキーワード。 「武侠」とは、時代を問わず、中国の伝統的な武術を使い、任侠的な登場人物による活劇。 また任侠とは「損得抜きで人を助ける」とい

          中国ゲームタイトルで、よく使用される題材とは?

          日中エンターテインメント経済推進連絡会について。

          【日中エンターテインメント経済推進連絡会の設立趣旨】 中国のエンターテインメント業界は、今後、ますます日本のエンターテインメント業界との関係を深めていくでしょう。 そのために本連絡会は、より安全な業界の発展を望むため、最新の情報を共有して、関係者に提供していきたいと考えています。 日中エンターテインメント経済推進連絡会は任意団体です。 代表・映画部会主幹:中田和世(ムーランプロモーション代表取締役社長) ゲーム部会主幹:高橋玲央奈(株式会社グラティーク代表取締役) アニメーシ

          日中エンターテインメント経済推進連絡会について。

          「中国エンターテインメント通信」について。

          【中国エンターテインメント通信HP】 https://www.china-enews.com/ 中国の最新エンターテインメント情報が毎週更新。 中国のゲーム情報、中国アニメーション情報、LIVE情報に興味がある方は、ご参考ください。

          「中国エンターテインメント通信」について。