パーパスを基づくブランディングの実践
要旨パーパス/存在意義は、企業が「これからの社会において、自らが果たすべき役割」を規定したものである。先の見通しがつきにくい事業環境下においては、それを明文化した後にも、環境変化や戦略の進捗によって調整しつつ「目指す姿」へ寄せていくアプローチが必要となる。「理念」と「戦略」を定期的にレビューしつつ、全社を巻き込むには、「統合報告書」の制作プロセスと連動させるのが良い。IRとコーポレートブランディングの知見を統合することで、トップからミドル、従業員へ、そして社外ステークホルダー