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山野靖博ってこんな人間、らしい。


「ストレングスファインダー」って知ってますか?

アメリアの心理学博士、ドナルド・O・クリフトンによって開発された、「自分の強み」を発見し、知ることに特化したアセスメント。

「欠点を直していこう、短所を改善していこう」という方向ではなく、「強みを伸ばしていこう、長所に起因した行動こそ最大の生産性を導く」という考え方がそのベースにあるみたい。「ポジティブ心理学」ってやつ。


まあ、あんまり「ポジティブ」「ポジティブ」言う感じの集団とかは僕、苦手ですが、この場合の「ポジティブ」は昨今日本で手垢が付くまで使い古されたキラキラな「ポジティブ」とはちょっと違う。

「誰しも、何かしらのスキルを持っていて、そのスキルの背景には"資質"と呼べるようなものがあり、それは人それぞれにユニークで、しかも上手く使うことによってスキルを築き、卓越した成果を成し遂げることができる」

という、クリフトン博士の発見もそうなんだけど、個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する心理学の一分野のことを「ポジティブ」心理学というみたい。


まあそれはいいとして。

で、その「個人や社会を繁栄させるような強みや長所」を調べて、理解するために一役買うのが、クリフトン博士が開発した「ストレングスファインダー」というテストのようなもの。

僕もやってみました。


クリフトン博士がたくさんの人の資質を調査した結果、人が持つ資質は34に分類されると定義しました。で、この「ストレングスファインダー」のテスト後には、その34の資質の中から、その人に顕著なものが5つ提示されます。

僕に顕著な資質はこの5つ。

1、着想
2、内省
3、最上志向
4、活発性
5、責任感


あーーーー!当たってる当たってる!!!たしかにーーー!!!

って感じなんですけど、それぞれその資質がどんな行動傾向を僕に与えているのか、かいつまんで紹介していみましょう。


1、着想

この資質が強いと、「創造力」や「独創性」という特質があるとのこと。

自由に考えることを楽しみ、「誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに喜びを感じる」のだとか。当たってる。笑

「飽きっぽさ」を持っていて、他の人と議論をするのが好き。

本を読むことで、他人の経験や思考から、自分の考えの源泉を得ることができるみたい。

ただ、発想が奇抜であることが多いから、そのアイディアをよく考えて、人に伝わるかたちにしてからじゃないと、周りからはうまく受け入れられなかったりするらしい。当たってる。笑


2、内省

もっとも顕著な資質として挙げられた「着想」に引き続き、思考することが長所となっている資質がピックアップされてました。

「内省」の才能が強い人は、考えることが好きで、頭脳活動を好む。思考が内側を向き、自分自身と向き合ってじっくり考える時間が好きみたい。

知的な会話ができる仲間とやりとりをすることを楽しいと感じ、そこから新たな刺激を得ることが多いとのこと。当たってる。笑

また、文章を書く時間を確保することは、自分の考えをまとめるための最高の方法みたい。わお。


3、最上志向

この資質、自分では意外だなと思ったんですけど、解説を読んで納得しました。

「最上志向」を持った人は、自分であれ他人であれ、人の中にある才能や強みを見抜き、それに魅了される傾向があるらしいです。

そして、他の人がその人自身の可能性にワクワクできるようにサポートすることが大好き。

なぜならば、人の才能が最大限に発揮されたときに集団のパフォーマンスがもっとも高くなることを知っているから。平均的であることよりも、卓越していることに魅力を感じるようです。

仕事以外の場面でも、自分の長所を発揮できる場を見つけられると活き活きと生きられるとのこと。なーるほど。

そして、この資質は、コーチング、管理、教育といった分野において有益な結果を出すみたい。確かに僕、人に教えるの好きだわ。しかもその人の長所をベースとして教えることが。

当たってる・・・・!!!!


4、活発性

この資質が強いと、いつも動き出したくてウズウズしてるみたい笑

分析や思考の結果が有益であると理解はしていても、本質的には行動することだけが本物であると感じているらしい。

「思考や分析がまだ不十分であるかもしれない」という不安は、「活発性」の持ち主にとっては大した問題じゃないみたい。それが、行動することのスピード感を妨げることはない。確かに。。。

自分で意思決定ができ、その決定に基づいて行動できる仕事が向いているみたい。まさに今の働き方じゃん。

あと、「押しの強さ」が相手を萎縮させることがあるって。めっちゃ身に覚えあるわーーーーー笑

行動に移りたくて我慢できなくなったら、ひと呼吸おいて「なぜ行動したいのか」の理由を自問する。それを他人にはっきりと説明できれば、周囲も「活発性」の持ち主の行動を支持してくれるみたい。なるほど。


5、責任感

これが5つの資質の中でいちばん意外だった項目。

「「責任感」の才能の強い人は、一度やると言ったことは、事の大きさに関わらず、必ず実行する精神の持ち主で、完了するまでそれをやり遂げなければならないという気持ちにな」るらしい。ほんとかよ。

自分としては、「有言実行する」とか、「一度やると言ったことを最後まで成し遂げる」みたいなことは得意じゃないと思ってました。

というのも、途中でやり方を変えたり、あるいは計画そのものを中止してしまうこともあるから。

でも、「活発性」や「着想・内省」の資質と合わせて考えると、行動をしつつ常にそのやり方がベストかを考えて、ほかに良い方法が思いつくとそっちに鞍替えしちゃったりするからかなあと。

あるいは「いまはこれはやめた方が最善だ」って判断すると、やめちゃうっていうのもあるかも。けど、「その時」はやめても、未来のどこかでは狙っていた着地点に辿りついてやる、とは、確かに思ってる。


責任感が強い分、「時にはノーと言わなければならない時もある」ということを自覚した方がいいんだって。なんでもかんでも引き受けてしまうのは、自分をキャパシティオーバーに追い込むから。なるほどね。経験あるわ。



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僕としては、当てはまるわそれ!!!みたいなことが本当に多くてびっくりしました。解説読むの、超面白かった。

また、はじめて外から、「なぜ自分は、本人が自覚していない長所をその人の中に見出した時に、あそこまで興奮するのか」という解を与えられた感じがして、嬉しかったです。なるほど、「最上志向」ってのがあるのか。

また、「考えることが好き」という自分の特質も、やはり客観的に分析されたとしても残りうる要素なんだなって確認できた感じ。

内省的な志向と、活発な行動力が混在している僕という人格も、面白いなあとも思うし。


数年前まではその資質を持て余していたなーって感じがするけれど、このところはうまく折り合いをつけながら生きることができるようになった気がしてます。

でもこうやって、明確な客観的分析結果を見ることができたことで、自分という人格をさらに掘り下げて受け止め、「ではその資質を以って、どう人と関わっていくか」に考えをすすめることができそう。

自分一人で考えて、自分一人で爆走してても、世界は何にも変わらないからね。

どうやって、違う資質を持った人たちと手を携えて価値を生み出していけるか。そういうステージに上がるために、このストレングスファインダーをやってみたことはとっても有益だったなあと思います。


もし興味がある方は、この書籍を買うと、テストを受けるためのシリアルナンバーを入手できます。


あるいは、ウェブサイトからも有料で診断できるってさ。


興味があったら是非!!!!!



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