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妊活奮闘記13 〜判定日2日前〜

移植翌日から翌々日にかけて下腹部にちくちくした痛みを感じたものの、それ以外の自覚症状は特になく…。
着床出血がないかを気にして、トイレの度にオリモノシートをチェックしていたけどあるのはワンクリノンの残滓だけだった(虚無)


妊娠超初期症状でよく聞くのは、オリモノの変化、少量の出血、眠気、食欲不振・増進、熱っぽい、胸が張る等々。私もかつて想像妊娠時代に散々経験済みである。

オリモノは膣錠のせいでよくわからない。眠気はいつものこと。食欲も普通。胸は若干膨らんだような気がするけど気のせいかもしれない。基礎体温の測定も一喜一憂してストレスになるので随分前にやめた。

つまり、体調にこれといった変化を感じることはなく、ときには本当に移植したのか忘れてしまうほどだった。


そういえば、
妊娠した友達の手を握ったとき冬にも関わらずポカポカと暖かかったことを思い出し、試しに通常の体温計で測ってみた。
ド平熱の36.4度。2回測っても同じ。手足も全然冷たい。


ああ、やっぱりダメだったんだ…。

半ば諦めモード突入しつつ、できれば早めにフライング検査をして心の準備をしたかったけどあいにく手元に検査薬がなかったのであきらめた。


検査薬を買いに行くのも面倒だし、もう病院の判定日まで検査はしなくていっかあ〜と投げやりに思っていた翌日。
無いと思い込んでいた妊娠検査薬を発見!!
そういえば、前使い切った時にAmazonで注文しておいたんだ。
すっかり忘れてた〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そうとわかればやるしかない!
すぐさまトイレにGO。


尿をかけてしばし待つ。

陽性か陰性か知りたいというよりも、ダメだった時に病院で初めて結果を知ることを想像すると精神的に耐えられそうになかったので、事前に結果を受け止めて心の準備をしてておきたかった。
それでもやっぱり期待も捨てられなくて、真っ白だったら…と思うと怖くて直視できない。



勇気を出し薄目でそお〜〜〜っと覗くと、
そこには初めて見る二本線が、あった。

蒸発線でも、心の目で見える幻の線でもない。
ちょっと薄いけど、確実に線が、ある。


判定日の2日前だった。

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