横浜を代表するラーメンといえば…

みなさん、こんにちわ。
これまで、ご当地ラーメンで山形や喜多方のラーメンの記事を投稿しました。他にどこかないかな〜と思い返していると思い出しました。
私は何年か横浜市民だったのです。鶴見区に6年、港北区に2年住んでいました。職場が中区にあったこともあり、市内をよく出歩いていました。
ということで、今日は横浜のラーメンといえばこれ!家系ラーメンを取り上げたいと思います。

横浜家系ラーメンは、1974年創業の「吉村家」(神奈川県横浜市磯子区)をルーツとするラーメン店の店舗群、或いは「吉村家」に類似する濃厚な豚骨醤油ラーメンのジャンルを指します。

ラーメンは主に、豚骨や鶏ガラから取った出汁に醤油のタレを混ぜた「豚骨醤油ベース」のスープ、太い中華麺と鶏油に、ホウレンソウ、チャーシュー、海苔のトッピングで出来ています。麺の硬さや油の量、味の濃さを好みに応じて調整してもらえますよ。

元々は吉村家から暖簾分けおよび派生したラーメン店により広まったもので、屋号に「〜家」(~や)が多かったことから、家系(いえけい)という通称で呼ばれるようになったと言われています。
吉村家の流派に属せず独自展開した店もあるようです。また、2010年代中ごろからは大手外食産業が吉村家やその他の家系店舗とは全く無関係に手掛けるチェーン店が増加しました。これらの多くはセントラルキッチンで作られたスープを各店舗に持ち込んでラーメンを作っています。
大量の豚ガラ、鶏ガラを常に炊き続けることによってできるフレッシュなスープを提供する吉村家のルーツをたどる個人店舗とは味が違う気がしますね。

家系ラーメンを出す店は、今ではチェーン店によるフランチャイズチェーン店で、本来の「吉村家」の流れを汲む店舗群はごくわずかであり、逆に「チェーン店系」との差別化を図るために、吉村家で修行しながら「~家」を名乗らない独立店主も少なくないようです。
ちなみに、かつて「吉村家」「本牧家」「六角家」の3屋号が「家系ラーメン御三家」と呼ばれていました。私は東横線の東白楽駅にある六角家本店に何度か行っていました。今では無いようで残念ですね。

特徴としては、太いストレート麺。モチモチとした独特の食感を持ち、他の中華麺より短く、コシが強いです。
具材はネギ、チャーシュー、海苔、ホウレンソウなどがあります。みじん切りした生のタマネギがカウンターにあるのも主な特徴で、その他ニンニク、ゴマ、酢などが常備され、自由に使えますよ。

また、家系ラーメンではライスともよく合います。なので、ライスを無料サービスするお店もいくつかありますね。

本場の横浜市内はもちろん、今ではチェーン店で全国あちこちで食べられるようです。カップラーメンも出ていますので、まだの方はぜひ召し上がってみてください!


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