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檸檬

甘い 苦い 辛い 酸っぱい

おいしいの基準はどこにある

君が美味しいと言っていたものを

僕も食べてみたいな

好みはひとそれぞれで

レモンだって美味しいかもしれない

いや美味しくないわけじゃないんだ

でも今の僕には美味しく食べられそうにないや

君なら美味しくしてしまうのだろうな

現実と魔法の間には何があるのかな

君と僕の間には透明な糸があるみたいだ

繋がっていないけど

見えないけど

確かにそこに存在している

おいしいものをおいしいって言える関係が嬉しいね

今の僕にはできないけど

君ならそれができるんじゃないかな

もう少しだけ待っていて欲しいな

爽やかな香りがどこからか聴こえてくる






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