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01ブートキャンプ(X デザイン学校ベーシックコース)

参加した理由

エンジニアからUIデザイナーに転身したのは2年ほど前のことです。
転身当時は「このサービスかっこいい!」「動きがスムーズだ!」みたいなことばかりを意識していました。

そもそも「 誰のため に  を どう 作るのか」を意識できていませんでした。
もちろん、美大芸大など出ておらず、デザインについて意欲だけで知識などほとんどない状態です。

それからは、勉強会や書籍などでの学びを進めていくにつれ、いわゆる「見た目」ではない、もっと根底にあるものが大切だということを感じるようになっていきます。
「エンジニアだからUXの話はいいです。むしろUIの事例とか法則を教えてください!」
周囲からの声に、モヤモヤがますます広がっていった2年間でした。

参加した X デザイン学校の講座 にて、長期で学べる機会を紹介していたため、参加を決心する流れになりました。

期待したこと

前述通り、これまで勉強会や書籍を通して様々な手法や事例があることを理解しました。
しかし、現実は厳しいもので、その手法はどのような意味があるのか、どう成果につながるのかを意識づけていなければ、意味をなさないのです。
意味も無く作った資料は、フォルダの片隅で開かれずにそのまま役目を終えるのです。

X デザイン学校では そのような手法ありきではない 考える力 をつけていきたいと思い、当日を迎えます。

講義が始まる

学びの真の目的は「発達」

これがすべてだと思いました。
手順や事例だけを追って、集めていっても意味がありません。
それらを含めた「判断」「察知」の能力がなければ、成功など宝くじのようなものだと感じました。

心に残ったこと

デザイナー という職業について

これから生き残っていくためには"論理的思考"が必須となる
デザインの意味が変化し総力戦の時代となる

自身が感じていた不安はまさにこのことだろうと。

この先、UIデザイナーがどうなっていくかまで考えていませんでした。
これまでの20年を考えてみても、このままの形が変化なく続くとは到底思えません。

黙々と、指示された通りにアイコンを作り続けるだけでは生きていけないのです。
デザイン3.0を目指して、そのことを確信しました。


最後に
第1回の講義を終え、懇親する中で、自らの感じていた “モヤモヤ” や “違和感” が確かにあるということを確信しました。
独学で蓄積した知識は一度忘れて( unlearn )、この日から再スタートです。
まさにこの講義が自らの背中を押してくれるような存在になりました。