Mライブチラシ_日付なしver_

僕の主催ライブに吉本興業の芸人さんがいない訳

天翔M閃(あまかけるえむのひらめき)というライブを主催しております。

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事務所主催ではない所謂インディーズライブです。
ライブの趣旨は『M-1グランプリで3回戦進出以上の経歴がある漫才師による漫才ライブ』というものですが、このライブには吉本の芸人さんが入っていません。
ちなみに天翔M閃に出るための予選ライブ牙突M式(がとつえむしき)もあるのですが、こちらも同じく吉本の芸人さんは入っていません。
正確には『吉本芸人さんの出演お断り』とはしていないのですが、『名前を隠しての出演はお断り』としているため、結果的に吉本の芸人さんがいないという状況です(※大阪吉本の芸人さんはインディーズライブ出演が禁止のため)。
もちろんそれを分かった上でこのルールを設けていますので意図的に作った状況として両ライブに共通して吉本の芸人さんがいません。
「そもそもインディーズ禁止ならそんなルールいらなくない?」という声もあるかもしれませんが、その辺はまぁお察しください(笑)

吉本芸人さん抜きでやろうというのはこのライブを立ち上げる際に強く決めたポイントで、僕なりの想いがあります。

大阪という土地は『お笑い=吉本』でして、「お笑い芸人やってます」というと吉本だという前提で話しを進められることが多いです。
「芸人です」と言って食い付いてくれても、「吉本ではない」と言うと大半の方は興味を失いますし、「スパンキープロダクションです」などと言おうものなら目が死にます(笑)
スパンキーに入る前にフリーで活動してた時は「あー趣味でやってるんですね」という扱いでしたし、スパンキーに入ってからも悪気なく「頑張って早く吉本に入れるといいね」なんて声をかけられたこともあります。
一般の方はもちろん、お笑いファンを自称する方でも吉本以外のライブには行ったことがないなんて方も少なくありません。
吉本ブランドは超絶に強力なのです。

しかし大阪を拠点としている芸人としてこのままではダメだろうと。

以前に主催していたインディーズライブには吉本の芸人さんにも出てもらっていました。
今ほどインディーズに対して厳しくなかったのもありますが、それよりも「吉本の芸人無しでは面白さ的にも集客的にも厳しい」と僕自身が考えていたからです。
きっと今現在も他の芸人さんやライブ主催者や作家さんや裏方さんの多くもそう思っているでしょう。
そりゃあね、こっち側がそんな考えではファンの方も一般の方もそういう風潮になって当然なんですよ。

それじゃあダメなんです。
それじゃあいつまで経っても大阪のお笑い事情は変わりません。

となるとまず変わるべきは自分だろうと。
芸人自身が「吉本以外にも面白い芸人がいますよ!!」「吉本芸人がいなくてもこんなに面白いものができますよ!!」ということを胸を張って発信していかなきゃ何も変わらんだろうと。

今の大阪お笑い界の状況をほんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんの少しだけ変えたいんです。
急に大きくは無理でも、少しだけなら何とかなるんじゃないでしょうか。
現実問題として力関係で吉本さんを倒せるなんて微塵も思いませんし、そんなものはファンタジーです(笑)
でも、一石投じることは難しくても一砂くらいなら投じられるんじゃないでしょうか。
現在のパワーバランスが99:1だとしたら、97:3にできるだけでもとんでもない変化なんです。
それができたら大阪吉本を辞めた後の選択肢が「事務所移籍」や「フリーでの活動」ではなく「即東京進出」一択という考えも少しは変わるじゃないでしょうか。

そんなことを考えて立ち上げたライブが『天翔M閃(と牙突M式)』です。
もちろん僕が勝手にそう考えているだけで周りの方々はそこまでじゃないでしょう。
でもやっているうちに同じように考えてくれる芸人・関係者・お客様が少しでも増えてくれると嬉しいなと思っています。

誤解無きよう言っておきますがこれは「吉本を排除したい!」ではなく、「吉本の力を借りずに自立したい!」という主張です。
吉本には面白い芸人さんがたくさんいますし、大好きな芸人さんもたくさんいますし、お仕事ご一緒できたらヨダレ垂らして喜びます。
だからこそ吉本芸人さんに甘えてばかりいちゃイカンでしょうと思うんです。

まだまだ微力も微力な現状です。
一緒に頑張ってくださる方(芸人・作家・裏方・お客様、全て)を強烈に求めていますので、もし同調してくださる方はご連絡ください。
共に夢を見ましょうで。

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今後の予定はコチラ!

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牙突M式は出演者を募集しています!

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