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飲食店のラットレースを脱出せよ!

「こんなに頑張ったのに、残るのはこれだけなんだよな…。」

ラム肉専門店を経営していて、毎月の成績表であるPLを見ると、そう思ってしまうことがあります。飲食店は、儲かりにくいビジネスモデルになっている。にも関わらず、昔からのビジネスモデルのまま、なかなか新しいモデルを作れていないのが現状なのです。


飲食店では、人と人が関わりあう割合が、とても高い

とりわけ、人に関するお金が非常にかかる。
なぜなら、飲食店では、「人と人が関わりあう割合」が非常に高いからだ。

お客さまの来店に備えて、
客席やお店の前を綺麗にする人、
料理の仕込みをして、料理をつくる人、
注文を取り、サービスをする人、
注文を料理人に伝え、お客さまの様子に、目を光らせている人、
伝票を管理し、お会計をする人、
食器やグラスを下げて、洗い物をする人、

営業時間中の現場で、実際にこれらを全てやる人たちが、お店に必要だから、人件費は必然的に高くなる。もちろん、いろんな業務を兼任している場合もあるが…細かく言うと、やることはもっとたくさんある。

飲食店の現場は、ブランドを体現する最前線だ。だから、しっかりとじぶんたちの想いをお店で、体現して働いてくれているみんなには、しっかりとお金を払いたい。と心底思っている。

しかし、払いたいと思っていても、売上をつくれないと払えないというのが現実問題ある。飲食店は、人件費以外にも、食材費や店舗を出店する際の改装と設備費などもかかってくる。その上、家賃や水道光熱費までかかってくる。正直、黒字にするのはなかなか大変なビジネスである。

「そんな個人飲食店のビジネスモデルに、変化させるためには何が可能か?」を考え、カタチにしたいと思い、ビジネス図解キャンプに参加している。様々なビジネスの視点を掛け合わせることで、新しい飲食店のビジネスモデルをつくることができるはず。そのための時間にしたいと思っている。


ビジネスモデル図解キャンプってなに?

書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』の著者である近藤哲郎さん(以下チャーリーさん)が主宰するビジネス図解研究所によるビジネスモデルを図解するNサロンのゼミのひとつ。

ここでやることは、単なる図解ではなく、社会性、創造性、経済合理性の3つを満たすビジネスを理解する。そして、そのビジネスを図解することで、各々の仕事や活動へのヒントを見つけていくものだとぼくは解釈しています。

ビジネスモデルは、「どんな仕組みをつくったら、生き残れるか?」を考えるために、大切な儲ける仕組み。ただ、時代も移り変わり、優秀な人材を獲得しても、設備に多額の投資をしても、その仕組み自体が通用しなくなってしまったら、そこでおしまいになってしまうのです。

時代の変遷とともに、「定説」と「逆説」を見極めて、ビジネスモデルを変化させるタイミングも見極めていけるようになりたいと思っています。

詳しくは、チャーリーさんが著書を全文公開しているので、ぜひ読んでみてください!

最後まで、読んでいただき、ありがとうございます!

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