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わたしの値段がわからない。

「普段支払われるお給料。それって本当に見合った金額をもらっているのか。というか見合った金額っていったいいくらなの?」

「複業ってどうはじめて、どのくらいの価格ではじめればよいのか?」

っていう誰もが疑問に思うけど、なかなか触れにくいお金や複業の話を聞けるこのイベントに行ってきました!


結論から言うと、このイベントで一貫して言っていたことは、

・みんなそもそも、“わたし”をわかっているのか。

・わたしの価値を“値段”に置き換えてるからわからなくなるのでは?

この2つに尽きると思いました。

あなたは"わたし"をわかっているのか。

"わたし"をわかっていさえすれば、そもそも自分がしあわせに生活するために必要な値段がわかり、その値段を得られるやりたい仕事を見つければよい。

「わたしは、こういう生活したいからこのぐらいほしい!」
欲望基準で値段を選ぶのもよし、一緒にはたらきたい人基準で選ぶもよし。"わたし"という基準がある状態がまず一歩目。

また、"わたし"をわかっていないとそもそも"価値"がわからないのだ。わたしの"価値"がわからないとなにもはじまらない。あなたがどんなことができて、どんな仕事を依頼すればよいのかわからない。

これはなにも転職・複業・独立の話だけでなく、就職活動にもこれから人生を歩んで行く上で、ずっと長くお付き合いしていくテーマだなと思いました。

まずは、自分をわかることからすべてはじまるんだということですね。

わたしの価値を“値段”だけに置き換えるな!

価値とマネタイズは別のものとして考えたほうがいいのではないか。という話になり、「年収などの"値段"で比較するとどうしてもお金が落ちてくる場所(業界)とそうじゃない場所がある。その人の能力以前にその場所で年収はだいたい決まる。」ということを元USJのマーケター森岡さんも言っていたことを思い出しました。

つまり、もし「わたしの価値=値段」と考えるとお金がとにかく落ちてくる場所にいさえすれば、おのずと価値は高いということになってしまう。。。でもそうじゃない。仕事の報酬は"値段"だけではないのだから。

例えば、以前からやりたいなと思っていた仕事や自分のリズムにあった働き方ができる、尊敬している人たちと一緒に働けるなどいろんな報酬があるので、なんのために働いて、何を得たいのかから考えていくと頭の整理ができて、仕事などもうまくいくのではないかという話になりました。


ほかにも、話題にでた気になるトピックスは、

・転職と転社の違い

・会話総量と業績の関係

・転職と独立

・自分のポジショニング

・物事の解像度をあげる

・値段より価値の変化

などなど。

個人的には、背中を押してもらえた瞬間があかしさんのお話で、

「編集部に移ったときに1年間はフリーで仕事を受けないと決めていた。その期間は自分の価値をつくる時期として、力を蓄えていき、昨年の12月にようやく価値をつくれるようになってきた。」

とおっしゃっていて、力を蓄える期間をしっかりとつくること大事!そして、それがまさにいまなんだと改めて思いました。

また、逆にグサッときた瞬間は、吉田さんと長谷川さんのかけあい中にでてきた話で、

ほんとうになにかを変えたいのなら、
解像度の高さが必然的にでてくる。
本気の人は、具体化される。
雇用されなくても、やっちゃう。
そうやって世の中は、具体化される。

というところでした。自分はまだなにひとつ具体化できていないなと解像度が低いまんまだなと痛感しました。待っていてもはじまらないんだから、自分から勝手にはじめちゃえばいい話なんだなと。グサッと刺されながらも背中を押してもらえるイベントでした。

ありがとうございました!

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