見出し画像

続近鉄大和西大寺駅北の安全地帯

野田佳彦元総理による追悼演説が終わり安倍元首相への弔いは一区切りか。
しかし元々のお亡くなりなった銃撃事件の裁判が始まっていない。容疑者を精神鑑定中からなのだが、そもそも精神鑑定を行う必要があるのだろうか。警備が杜撰で至近距離に近づけたとして、あれだけの群衆の中で他の人には危害を与えず狙い通りの結果を残した銃や銃弾を自作して実行したのにだ。

いくら宗教二世として精神を病んでいたとして、これだけ計画的に犯行しておいて罪に問えないことはないはずだ。直ぐに裁判が始まると旧統一教会と自民党の関係が取り沙汰されては困るので、ほとぼりを冷まそうとしているのでは勘ぐったのだが、世間は冷めることなく一層盛り上がって裁判が始まりそうだ。真の狙いである山上容疑者の旧統一教会への復讐は叶っている。

事件直後に「近鉄大和西大寺駅北の安全地帯」にて奈良市民としては事件を思い出す石碑などは建立して欲しくないと書いた。一番裁量権がある奈良市の仲川市長は銃撃時に安倍元首相の隣にいたので心配していたが、国葬反対に相まって反対意見が多数となり、異様に広い花壇が歩道内に設置されるにとどまった。安全面を考慮し安倍元首相が倒れた辺りは車道になるようだ。

花壇を異様に広いと評したのは演説していたガードレールの端に到達していそうだがらだ。現場へは再開発工事が終わりガードレールが撤去される来年まで行くまいと決めていたが、奈良在住ではそうもいかず近鉄大和西大寺駅に向かうバスに先日乗ると、未だに頭を垂れる人がいた。花壇なら献花してもと考えるから管理が大変だし、一周忌はまた凄いことになるのだろうか。

#この街がすき

この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?