室内飼いの黒猫「やまと」が「糖尿病」と診断されました。一時はかなり具合が悪く入院していましたが、現在は通院しながらの自宅療養になっています。

◆入院4日目（2/14木曜日）

13日夜

リンとカルシウムは基準値に。ナトリウム、カリウム、クロールもまだ青いですが基準値に近くなってきました。点滴を続けているので、脱水もなくなっています。

14日

クロールのみ残して、後は基準値に！！！

数値が良くなってきているので、体も楽になっているようです。先生の処置に対して文句を言う元気も出てきたとのことでした。とはいえケトンがまだ出ているので、まだまだ点滴は外せません。強制給餌で食べる餌の量が少し増えたということで、今後、糖尿病の療法食を与えていくのか、市販のフードを与えていくのかを相談しました。その流れで、今後の治療にかかってくる費用を詳しく聞くことができました。

特にメモしていなかったので金額は曖昧ですが、

・インスリン…約7000円/瓶

・インスリン用注射（7本入り）…約500円　→　朝晩注射が必要なので、約4000円

・定期検診（初めのうちは週1回血糖値の検査。1月に1回その他の数値も検査）…約1500円〜約5000円

・糖尿病用フード…約2000円/kg　→　大きさ的に月に大体2kg食べるべきなので約4000円

ということで、1月に約25000円ほどかかってくるだろうということでした。

今まで1.6kgで650円位の餌を買っていたので、まず餌の金額に驚きました。この他にトイレ用品代もかかってくるので、家賃や光熱費など、その他の生活費と現在の収入とを天秤にかけると、これをこの先ずっと続けていくのは厳しそうでした。

なので、一般のフードを食べさせ、インスリンの量で血糖値の安定を目指すことになりました。

面会したやまとは今までよりも動きが見られるので点滴をかじってしまわないように、エリザベスカラーをつけられていました。今までしたことがなかったので、ちょっとおマヌケで可愛かったです(笑)

最初ケージの奥を向いていたので、先生がこちらに向けてくれる流れでお座りをしました。前足をギュッと踏ん張ってはいますが、前回よりも長く座っていられました。また、目も少ししっかりしました。

バレンタインデーだったので、抱っこしたいなと思ったのですが、「イヤーーー」と言われてしまったので諦めました(´･ω･｀)

◆入院5日目

14日夜

血糖値は基準値より高いですが、糖尿病の猫はこれぐらいで安定していけば良いとのことです。

15日

電解質の数値が真っ白になっていることを期待していたので、少しガッカリでした。電解質が真っ白になりきらないということは、他にも悪いところが有るんだろうか…と少し心配で相談しました。

やまとの様子は、立ち上がってトイレでおしっこをすることが出来、食べさせられる餌の量も増えたそうです。ただ、点滴をしてきた前足の血管が限界になってきているので、休ませるために後ろ足に変わったということでした。その時に、おしっこで汚れてしまった下半身を洗ってくれたそうです。病院にトリマーがいるみたいで、その方達がやってくれたのだと思います。

この日は携帯の充電が無くなってしまって写真が撮れなかったのですが、昨日より元気がありませんでした。慣れない後ろ足の点滴と、慣れない場所でのただでさえ嫌いなシャワーで、体力と気力を使ったのかなと思います。

撫でていたら横に置いてあったトイレに入ろうとして立ったのですが、昨日はまだギュッと踏ん張れていた足がグラグラしていました。また、後ろ足の点滴の固定のために包帯がかかとのところまでぐるぐる巻いてあって曲げることが出来ず、後ろ足ピーンの状態なので足を中に入れることが出来ず困っていました。正直、かかとに包帯巻いたらそりゃ曲げれんやろ…と思ったので、もうちょっと考えてくれても良いのになぁとは思いました(;^_^A

無事にトイレに入ることが出来たやまとは、もたれるところが出来て少し楽そうでした。また、トイレをそのまま前に移動させて近くで撫でれるようになったので私も楽でした(笑)

看護師さんと色々話す中で、「正直こんなに治療が大変とは思ってなかった」と言うと、「糖尿病は色々併発してることが多いから、どうしても並行して色んな治療をしないといけなくて、検査の他に点滴も必要になってくるから余計に大変なんです」とおっしゃってました。「だから一番お金もかかるんですよね…」と。

おしっこの量が増えた時点で病院に来てれば良かった…orz

と思いました。

猫飼いの皆さん、どうかいつもと様子が違うな？と思った時は出来るだけ早く病院に連れて行ってあげてください。

猫もしんどい期間が短くて済むし、こちらの懐も大打撃を受けずに済むと思います。