★「幸福の法則（在家の法）」第６１号　 ＜地球を救う１１＞

　あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
　地球環境を改善するためにはどんな方法があるのでしょうか。まず、化石燃料によるエネルギーはもうやめるべきです。あまりにも環境負荷が多すぎます。かといって今の選択肢では効率の良いものはあまりありません。原子力は危険すぎてこれは根絶すべきです。あんな放射線を大量に放出するものは環境破壊工場と同じです。その放射能は何世紀にも渡って人類の負の遺産になります。即刻やめるべきでしょう。ただ、代替のエネルギーは確かに必要ですから、新しいものを開発しなければならないでしょう。

　現時点で最も有効なのは、家庭における発電技術です。今は電力会社から長大な電線を経由して電力が膨大な熱損失を伴って送られています。かなり無駄な事をやっているわけですね。必要な電力は必要なところで賄うようにすれば、送電設備など不要です。また、送電に伴う損失もなくなります。近い将来は、各家庭に発電機を設置して自分の所が必要なだけ発電して使えるようになるでしょう。その方式は現在の発電機のような化石燃料を燃やして発電機を回す方式では絶対に駄目です。新しい方式が開発されなければなりません。これは、化学反応を利用した発電技術になるのではないかと思います。ある物質とある物質を混合すると強烈に反応するものがあります。このときの反応エネルギーを抽出するタイプの発明になるのではないかと予想しています。

　こうしたエネルギーが改善されれば大幅に環境負荷は低減します。しかし、今までの汚した環境は急には元に戻りません。もっと積極的に環境を創造する活動が必要です。たとえば、水の浄化ですね。水は万物の命の源です。特に海ですね。汚れた海は生命に重大な影響を与えます。人類の知恵を絞って汚れた海を浄化しようではありませんか。これには、自然のバランスを壊しているものをまず、排除すべきです。まず、窒素とリンです。富栄養化が大きな原因を形成しています。人類が長年、蓄積した窒素やリンが富栄養化を産み、特定のものが異常に増えています。このバランスの悪さを改善しなければなりません。窒素、リンを平常値にすれば水が自浄作用で生き返るでしょう。もちろん、十分に可能なことです。

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