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在家の法 第91号

★「幸福の法則(在家の法)」第91号  <事始めの話9>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 人間が争うことの原因のほとんどが利害の対立なんですね。物事には必ず二面性があって、ある面では良いことでも違う面から見た場合には悪い結果を招くこともよくあることです。たとえば、高速道路を無料化しようと考えたときでも、一般に通行する人には料金が要らなくなるわけですから良いことでしょうけれど、鉄道事業者などにとってはお客さんが減ることを意味して、良いことではないわけですね。

 でも、トータルで考えて良い結果の方が大きければやった方が良いということになるわけですが、この判断を政治がやっているのですが、こと個人のことになると官側では介入することもできずに、民間の自由に任され、その結果、利害の対立するところは争うことになります。訴訟にでもなれば裁判所が判決を出してどちらが正しいかを決めるのですが、その判決までには相当な時間を要してとても争いそのものを初期の段階で解消するという役割は期待はできません。

 そうなると、この利害が対立することを調整するという機能は今の社会には欠けているということになるわけですね。利害の対立する人々を争わせることなく調整をつけて平等な関係の元で競争して切磋琢磨していくという関係を作り出すためには、この利害関係を調整する機能を社会に組み入れる必要があると私は思うのです。

 ましてや国際舞台での話になると国際連合ぐらいしかまともな機関がないので、ほとんど未然に調整することなどできないというのが実情であるわけですね。今の社会に欠けている大きなポイントの一つがこの調整機能の欠如だと思います。これがもし、うまく付加できて機能すれば、人類はお互いに害し合うという結果の過半数は回避できるのではないかと私には思われます。戦争ということでも、急に思いついて始める国などどこにもありません。戦争を始めるまでにはどうしても国内だけでは解決できない問題があり、なおかつ外国にそれを助けて貰うことができずに、大きなリスクを覚悟の上でもその道を選択するしかなかったという状況が必ずあるのです。

 では、これから具体的にどんな方法論があるのかを考察していきましょう。

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