☝️たまには趣味のお話を！

勝手に音楽好きを自認している私は、CDやデータ音源の｢ベスト版」や｢グレイテストヒッツ」というのが嫌いである。

コスパやタイパを優先して、とにかく自分の好きな曲だけを選んで聴く。つまらない曲は飛ばすし、そもそもヒット曲だけをたくさん聴きたい。

おじさんはその考えに一切反論する術(すべ)を持たない。せめてここでグチるのが精一杯。

昭和の時代のレコード、それもLPレコードは高級品だった(当時2,500円程度)。小遣いを貯めて3か月に一枚買うのが精一杯(^^; 友達と所有枚数を競い｢2枚組は2枚にカウントしていいか？」などと口論もした (笑)

レコードが擦り切れるほど聴く、と言われるが、実際に擦り切れることはない。しかしそれくらい皆が聴き続けた。

私は洋楽が好きだったので、ほぼ英語はビートルズの歌詞で覚えた様なものだ (笑)。大学入試で一人だけ満点だったと担任の先生から褒められた。

そんな軽いマウントはともかく、当時はオーディオ機器もアナログで、今の様に｢先送り・巻き戻し・繰り返し・倍速」などの機能は無かった。

一旦レコードに針を置いたら、よほどのことがない限り｢片面」は聞かなきゃならない。その都度レコード針を置き直していたら、大好きな曲の溝が傷ついてしまう(そう言えば今はA面もB面も無いよねw)。

お目当ての曲が来るまで、それまで続く｢捨て曲」や｢ク◯曲」も我慢して聴くのだ。そしてようやく待ちに待った自分のご贔屓の曲が流れた時の高揚感。｢耐えること」これぞROCK！

🎵ヘイ・ジュードのラララ〜も全部聴くこと

🎵ボヘミアンラプソディの前のつまらない曲も飛ばしちゃダメ！

🎵レイラは最後のバラードの所までが｢レイラ」

中坊の頃から、いいとこ取りのベスト盤を自分でカセットに録音して、女の子に自慢してたアイツ…。どうしても好きになれなかった。美味しいとこだけ持って行こうとするその姑息な性格を見て、｢俺はああはならない」と誓ったものだ。(そいつは公務員になったw)

👤時は流れ、会社が倒産して、私の1,000枚以上あったLPレコードはすべて売りに出して生活費に換えた。ほとんど｢いつ・どこで・どんな時に」買ったか覚えている。しかし思い出は査定金額には含まれない…。

時を経て今、私のiPhoneには7,000曲以上が保存されている。サブスクでどんな曲も聴けるし、音質もいい(様な気がするw)

✅嫌いな曲やつまらない曲はバンバン飛ばして、自分の好きな曲だけを聞く様になった(^O^)／なんて便利な時代だろう！その時代に即した聴き方をしていいんだ。

【結論】音楽でも映画でも読書でも、自分の好きにすればいい！でも『いいとこ取り』以外の所に｢掘り出し物」があるんです。

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