☝️今年世間を賑わした事件を振り返ると、

①旧態依然の古い体質の組織で

②絶対的権力を持つトップが存在し

③業界への影響力や関係者の忖度で不祥事を隠ぺいして来たものの

④顧客のSNS発信や被害者の実名告発、はたまた犠牲者が出ることによって、過去の悪事が社会に晒されるようになった。こんな感じか。

【それなのに！】当事者はその責任を(想像でしかないが)あまり感じておらず、｢何をそんなに騒いでいるんだ？」と他人事の様な表情で、嫌々記者会見に顔を出す。

👤それを思い返しても、それぞれの記者会見での『ズレっぷり』が印象に残る。

・ビッグモーターの｢あの」親子
→ご子息は逃亡中で逃げ切りを図る？

・ジャニーズ事務所の｢あの」お嬢様
→一番番頭はトンズラで悪事はあの世まで持っていくの？
ファンにとっては悪夢の一年だったはず💧

・日大アメフト問題における｢あの」2人
→｢解任＋減俸＋廃部」でなかったことに。それでいいの？今後は場外乱闘か？

・宝塚市歌劇団の｢あの」方々
→謝罪会見の男性幹部の表情や発言はあり？女性の園を管理するのがおじさんばかり？ここでもファンはきっと悲しんでる。

✅『歴史と伝統』『業界No. 1』の影に、どれだけの人の犠牲があったのだろうか？

👤そういう私も、ただ偉そうに人の指摘をしているヤジ馬に過ぎないが、ではこれらの組織が｢ぜんぶ消えてなくなればいい！」と言えるかと問われたらそうとも言えない。

中古車屋は誰かがやればいいし、保険屋もこれまでの様にはいくまい。その意味ではこの事件は社会の発展に寄与したのかも知れない。(ゴルファー以外w)

ジャニーズは(個々の内容はともかく)損害賠償が始まった。双方が納得すればもはや人がとやかくいう問題ではない。当該事務所は解散し、タレントはこれまでには無かった｢選択肢」を得ることになった。(テレビ局はまだまだ！)

日大アメフト部の事件をキッカケに、その他の大学や高校スポーツ界で指導方法や不祥事の再点検(チェック＋隠ぺい？)が始まったことだろう。プロ野球でもパワハラが露呈した。

宝塚はまだまだ始まったばかり、これからも堰を切ったように隠されていた事実を明るみに出す人が出てくるはず。

☝️当事者と第三者や社会の感情は乖離して当然である。これを埋めて解決するのが｢法律」である。

ここに挙げた事件の内、司法が介入したのは｢ビッグモーター」、警察のお世話になったのは｢日大の選手個人」だけではないだろうか？あとは誰も捕まってはいない…。

👤『全部なくせ！消えてなくなれ！』と言い放つのは容易いが、それより社会から求められる組織を目指して、もう一度やり直す機会を与えても(個人的には)いいと思っている。それが私の甘いところなのかも知れませんが(^^;

大掃除が必要な年末です。

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