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【先生、それをやっちゃ〜お終いだよ!】


名古屋市の教育委員会幹部(人事担当)に、教員団体から金品(賄賂)が渡され、採用や異動・昇進に手ごころを加えさせていたという。おまけに推薦名簿まで添えられて、「人事を金で買う」先生たちである(呆)。

👤「金は貰ったが、人事には影響なかった」
よくもまあ、こんなにみっともないことが言えたもんである。きっと代々受け継がれてきた悪しき習慣、いや犯罪行為なのだろうとガッカリした。

私、(何代か忘れたが)山梨県の教育委員長を仰せつかっていた。頼まれたからやっただけだが、一般的には「最高の」名誉職とも言われる肩書でもあった。

☝️教員採用から異動や昇進、はたまた処分案件は、すべてこの教育委員会が握っている。皆さんがイメージする教育委員会とは「事務局」のことで、本当は5〜6人の(立派なはずの)教育委員のことを指す。

人事権は県(または都・府・道)の教育委員会が担うので、市町村の教育委員会の立場はやはり下になる。報酬やイメージも然りである。

ここでねじれているのは、名古屋市などの「政令指定都市」は愛知県の教育委員会より上に位置するということ。神奈川県の教育委員会と横浜市教育委員会、大阪府と大阪市、宮城県と仙台市教育委員会も同じことである。ゆえに「政令指定都市」の教育委員会は県のそれより力を持つ。だから賄賂はそこへ持っていく!→この図式、お分かりいただけただろうか?w


👤私が教育委員長の時、
「◯◯を採用試験で下駄を履かせて欲しい🙏🏻」

「◯◯を教頭試験で昇進させて欲しい🙏🏻」

「◯◯校長の最後の年は、普通高校で退任させてやってくれ🙏🏻」

というお願いが内々に届いたものだった。

☝️噂によると、新規採用教員として合格させるためには300万円(新卒教員の年収)を教育委員(先生出身)または、教育委員会事務局の誰かに上納する…なんて話を聞いたことはあったが、幸か不幸か私の元には来なかった。


教育委員会も事務局も表には出ない「引き継ぎ事項」があるのだろう。全てを否定することはできないが、こと金を渡して人事をコントロールしようなどという姑息な伝統は即刻やめるべきだ。

推薦名簿に載せてもらうにも、きっと金が動いてる。そうでなければ「大きな貸し」となって、イザという時に手足を縛られるに決まってる。

めでたく「推薦名簿」に載せてもらって偉くなった先生は、きっと自分も同じことをして組織に恩義を還すものだ。お世話になった先輩の言いなりで、ご子息を先生にするくらい、お安い御用だろう。

きっと今ごろ、他の都道府県でも大慌てで証拠を消してる「先生」たちがいそうですよ〜(^_−)−☆


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あなたが失敗した時、迷った時、逆境の時、倒産地獄から生還した私だからこそできる励ましを届けたい。皆さんの力となり、笑顔になれる記事を投稿していきます。私もまだ発展途上です、一緒に成長していきましょう!


【小林 久ホームページ】

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