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中野信子『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』サンマーク出版

成功した人は、どこか運がいいところがあるものだと思うところがあり、自分もそれにあやかりたいと思います。どうしたら、自分も運が開けるのでしょうか。それが、わかれば知りたいと思いますよね。

著者に言わせれば、運・不運というのは、だれの身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていけるそうであす。

公平に降り注ぐ運をより多くキャッチできる人が、運がいい人、あるいは不運を幸運に変えられる人ということになるようです。

運のいい人の行動パターンを観察し、今日からでもできる、運をよくするための行動や考え方を脳科学の知見をもとに解説したのが本書です。

その結論として、運がいい人たちは、みな、いろいろな意味で自分を大事にしているということになります。総じていうなら、よりよく生きています。

本書の目次を見るだけでも、どうしたらよいかわかります。
第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」
    で決める
第5章 運のいい人は祈る

運というのは、その人がもともと持っているものではなく、生まれつき決まっているものではなく、その人の考え方と行動パターンによって変わるということになります。

著者は、朝晩の1日2回、祈ることを提案します。朝は、「将来なりない自分」「成し遂げたい目標」などについて、集中的に祈り、夜は、その1日を振り返り反省します。

毎日しっかり意識して祈ることが大切で、毎朝、毎晩、心からよりよい祈りを捧げることを毎日続けていくことで、よりよい変化を遂げ「運のいい脳」になるとされます。

これから、毎日、「運がいい」と思い込むとともに、毎朝、毎晩、祈ることにしようと思った次第です。



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