昨年9月に感染→10~12月休職→今年1月から復職。
順調に回復してきたつもりでしたが、風邪を引き、見事にぶり返しました。

◇新年度の疲労が引き金に

環境の変化や激しい寒暖差、さらには出張や会食の増加によって疲労が蓄積し、4月末に風邪を引いてしまいました。喉痛と鼻水と咳が1週間続き、治った後も、倦怠感・頭痛・睡眠障害・後鼻漏といったコロナ後遺症のような症状に悩まされました。また来たか、、、という感じです。

◇慢性上咽頭炎、再発！

他の後遺症患者さんのブログでも、風邪でコロナ後遺症をぶり返した、という記事を読んだことがあります。その方は副鼻腔炎だったそうで、自分もそうかもと思って耳鼻科を受診したのですが、自分の場合は副鼻腔炎ではなく慢性上咽頭炎（再発）でした。

◇上咽頭擦過療法が効かない・・・

早速また上咽頭擦過療法を試したのですが、今回はコロナ後遺症の時とは違って偏頭痛とメンタルの不調がひどかったため、あまり効果が出ませんでした。そこで思い切って脳神経外科と心療内科に行き、それぞれ専用の治療薬をもらいました。効果は2週間経たないと分からないそうで、今のところは業務量を減らしたり、出張・会食を制限してなんとか業務を続けています。
日によっては吐き気やめまいもあり、かなりしんどいです。。。

◇新たな仮説

風邪を引いてから、明らかに以前とは違う体になってしまったなあ・・・と実感しています。明らかに治りが遅いですし、症状も重いです。コロナの時に喉をやられているので、当然といえば当然かもしれません。

そして今回、偏頭痛とメンタル不調を経験したことで、また考えが変わってきました。当初は慢性上咽頭炎こそが長引く不調の原因だと思っていましたが、今は、セロトニンという神経伝達物質が関係しているのではないかと考えています。服用中の薬の効果が出れば、この仮説が証明できそうです。

後遺症経験者の皆さん、くれぐれも風邪にはお気を付けください・・・
5類移行で出かけまくってる健常者がうらやましい限り。
僕も早く治して山に登りたいです！