見出し画像

2023年 冬 北海道⑤ 〜利尻、サロベツ、そして秘境駅

最終日。
考えていたルートは2つありました。
①シンプルに前日と同じR238号線をオホーツク海沿いに戻るルート
②R40号線と高速道路を使って内陸を走行するルート

距離や時間を考えると①なんですけど、前日走った道を方向は逆とは言えまた走るのはちょっと面白くない。
流氷がいればまた全然別なんだけど全くいないし。

なので時間は少しかかるかもしれないけれど、②の内陸ルートで女満別空港まで戻ることにして、まず向かったのは大好きなサロベツ原野。

そしてサロベツに行く前に寄ったのはここ。

久しぶりの抜海駅
最北端の木造駅舎
いいなあ、この雰囲気

大好きな宗谷本線の秘境駅のひとつ「抜海駅」。駅舎を出て目の前に利尻富士って、全国の駅でもトップクラスのロケーション。

そしてそのままサロベツ原野の道道106号線。
ライダーの憧れの道。

利尻富士、美しすぎます
前半は道がうねりながらまっすぐ
後半は原野の中をまっすぐ

そして道道106と言えばここ、オトンルイ風力発電所。

26基の風車
今年から解体が始まります

解体が始まると知ったのは去年の夏。
もう行けないよなあとその時は思ったんですけど、まさかの再訪で最後の姿を見ることができました。大満足。

さあ、この先はR40号線に入って宗谷本線の秘境駅に寄れるだけ寄り道しながら士別方面に向かう予定です。
ただ時間はあまり余裕があるわけではないのでそんなにゆっくりはしていられません。

まずは雄信内駅。

2度目の訪問。
木造の歴史を感じる駅舎です。
ランプがついている夜も来てみたい
貫禄を感じる駅名標
すれ違いのできる2面のホーム
時刻表はスカスカ
なのにタイミングよく下り電車がやってきた
駅前の一等地は商店の廃墟

完全にゴーストタウン化している雄信内駅前。初めて来た時にはなんだか不気味さを感じて少し震えたのを覚えています。

そして次に向かったのは糠南駅。

雰囲気のある板張りのホーム
左に見えるのが有名な物置待合室
ホームはしっかりと除雪されています
時刻表はもちろんこんな感じ
憧れの駅のホームに立ってみました

宗谷本線の駅はどんどん廃止になっていて、雄信内駅やここ糠南駅も常に廃止の噂が絶えません。
住民の利用はほとんどないとは思いますが、旅人の勝手な希望としてこれからもずっと残しておいてほしい駅です。

さて時間が押してきたので秘境駅はこのくらいにしてR40号線に戻って士別まで走り、士別から高速道路に乗って女満別空港に向かいます。
旅も終盤に入ってきました。

そしてなんとこの後にまさかの大ハプニング発生。

⑥に続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?