到着したのは「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」。

今回北海道に来る前はここの存在は知らず、タンチョウは他の施設で見ることを考えていました。
ところが前日に入手したパンフレットでここを知り、摩周湖方面からは立ち寄りやすかったことや施設に向かうまでにそれまで一度も走ったことのない道を走れることもあって寄ることにしました。そして結果的にそれが大正解でした。

室内で展示を見ているとスタッフの方が「あの場所に移動したということはもうすぐあの3羽は飛ぶと思いますよ」と教えてくれました。自分はその言葉を信じてすぐに外に移動。

寒い。でも待つぞ、飛び立つのを。

しばらくするとタンチョウたちが大きな声で鳴き始めます。
え？もしかしてこれ合図？
カメラを準備していつでも撮影できる体勢に。

すると突然2羽が走り出しました。
やった！見たかった飛び立つ姿！
寒い中で手が悴みながらもスタッフさんの言葉を信じて待って良かった！

以下、その時のタンチョウのテイクオフ連続写真です。

特に理由もなく夕方なら飛ぶ姿が見られるんじゃないかなと思ってこの時間帯に来ましたが、そのシロート考えが見事に的中しました。
タンチョウがどうしても見たかった奥さんも室内からでしたがこの場面を見ることができて感激していました。
良かった良かった。

その後は後ろ髪を強く強く引かれながらも日が傾いてきた道を釧路空港まで走り、今回の1泊2日の道東旅はフィナーレを迎えました。

2日間での走行距離は約500キロ。
自分的にはかなり控えめな数字になりました。初日は320くらい行ったんですけどね。

空港での夕食は今日2回目の豚丼。

そして想像以上に大きかった釧路空港の土産物店でお土産もほどほどに購入。

1989年以来の釧路、そして道東。
本当はもっと時間をかけられたら良かったけど、そう贅沢も言ってられません。
天候に恵まれたし、流氷も見られたし、アクティビティも楽しめたし、充実の2日間でした。

さあ、次に北の大地に来られるのはいつになるかな。その時を楽しみにして日々過ごします。

おしまい
(お読みいただきありがとうございました)