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誕生日前夜に自分のこれからを考える

自分が生まれてから早くも四半世紀

明日、2月18日に私は誕生日を迎える。1998年生まれなので早くも生まれてから四半世紀立つことになる。この25年の間、自分の人生は当然のことながら成長とともにさまざまな変化があった。義務教育はすべて終えることができたし、それ以降の高校大学もすべての過程を終えた。大学院以降は行けていないけれど。
そして例に漏れず大学卒業と同時に就職活動をし、今では一般企業の従業員であり、サラリーマンである。しかし、それが今では大きな岐路に立たされている。

自分の現在

私は今、某メガバンク系のシステム運用会社で運用監視オペレーターの業務に従事している。この仕事は24時間365日稼働しているシステムの監視やデータセンターの管理がメインであるため、三交代のシフト制で体制が組まれている。当然ながら土日も祝日もないし盆正月もない。現に今年2023年は正月三が日はすべて出勤だった。
何回か話題になったかもしれないが、私は小さいころからPCを触る機会が多く、他人よりもPCに対するスキルは高いことを自覚していた。そのため、IT系の企業に入ることは当然の流れだったように思える。後でも話題にはなるが、ほかに興味のある分野は数多くあったが現状仕事に直結し、なおかつ将来的に技術の進歩などでより様々なことに従事でき、将来性が見込まれるのはこの業種だと思ったからである。

イメージとその崩壊

私が持つIT企業のイメージは、やはりコンピューターを相手にしているだけあって最新のテクノロジーや技術の進歩を駆使してシステムを開発し、将来のテクノロジーの進歩により貢献できる業種であるといったものであった。しかし、今現在においてはそのようなイメージはあまりない。全くないわけではないが、そのような企業は勢いに乗っているベンチャーであったりだとか、一部の天才達が主導して新しいものをバンバン出していくようなそんな別世界のように思える。それかGAFAMか。そのような中に自分のような凡人が入れるはずもなかったのである。
結局自分が見たかった世界と今自分が従事している仕事の剥離が大きくなっていくのと合わせて、仕事に対するストレスも大きくなっていった。自分の理想を完全に仕事にすることは難しいが、せめて生きていける金さえ稼げればそれで十分だと思ってはいたが、ちょうどシステム更改のタイミングや、人員配置の変化に伴って業務量が格段に増えていき、最初と比べると年休も取得が困難になった。そうなると、金は要らないからもう仕事したくないとすらも考えるようになってしまった。

自分のやりたいことはなにか

もしかしたら現在の段階でもう自分の心は限界に限りなく近づいているのかもしれないし、もうすでに心に病を抱えているのかもしれない。そうなるとそれを根本的に解決する必要があるが、そこまでの考えに至るのであれば、仕事を変えなければ今後大変なことになってしまうだろう。もしある日突然仕事に行けなくなってしまったら、シフト制の会社であるため前直、次直のメンバーにも多大な迷惑がかかることは確実だ。より円満な方法で仕事を変える手段をとらなければならない。
自分のやりたいことは何だろうか、IT企業は理想ではあったが、PCに造詣が深いとはいえ大学は完全な文系だし、プログラミングを学ぶ機会は全くと言っていいほどなかった。今から概ね開発に従事できるまでスキルアップをするにはそれなりに時間がかかるし、そもそも時間をかけてもそこまで到達するかどうかはわからない。そもそもトラディショナルなIT企業が異口同音にのたまう資格取得が転職の前提であったりする。それはあまりにもハードルが高かった。

趣味と仕事

自分の興味のある分野を振り返ってみると、数多くのものがあげられる。すでにこのアカウントの投稿履歴を見てみるとPCの話題やスマホの話題はもちろん、文化や美術の話題まで多岐にわたる。極めつけは金融やキャッシュレスのことまで幅広い。これは私の興味のある分野がそれだからということである。PCやスマホなどのデジタルガジェットは元から興味があったし、それを研究したり自分なりの考えを出すことは好きであった。あまり周りの共感を得られない趣味ではあったが、YouTubeやネットメディアなどでは多数見かけるジャンルである。金融やキャッシュレスはここ最近になってからであるが、新しい技術を使ったお金のあり方や、企業のお金の流れや投資にまでつながる話題はやはり興味のある分野である。文化や美術、哲学思想などは大学で学んできたことからの延長で今でもたまにその話題について調べることがある。

趣味を仕事にすること

ここまで考えて、仕事になりそうな分野はそれなりにありそうな感じである。ただ私の弱点として、その分野の専門家と呼べるほどの知識は薄いことである。趣味が多様にわたるためどうしても広く浅くになってしまう。仕事としてやっていけるほどの知識を持っているだろうか。
趣味を仕事にすることのメリットは仕事へのモチベーションであろう。やりたくないことをお金がもらえるからと無理矢理続けていくことは心身を壊す原因になってしまうし、第一続かない。すでに知識として持っているものをそのまま業務で使えるということも大きいだろう。知識として知っていたが、実務でそのものを扱えるというのは楽しいし、続けるきっかけになる。
しかしデメリットもある。仕事がきつくなってくるとその分野から離れたくなってしまうからである。実際に鉄道が好きで、学生時代に駅員のアルバイトをしていた時期があったが、内部の事情を知ってしまったり、実務があまりにも厳しかったため、正社員として鉄道会社に就職することは気持ち的にできなかった。今でも鉄道はあまり大っぴらに趣味ですと公言することは少し控えているぐらいである。

まとめ

このほかにも転職したい理由は山ほどあり、のちに語ることもあるかもしれないが、自分として何を理想の生き方として、またどのような仕事に就きたいかということはこれから考えていく必要がある。ただ、今の心身の負担を考えると、しばらくは仕事につかずに心身ともにメンテナンスの時間が欲しいと考えているぐらいである。それがどれぐらいの期間になるのか見当もつかないが、今年2023年は自分にとってひときわ変化のありそうな1年になりそうである。


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