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40歳の女性海外1人旅デビュー

※こちらの旅行記事は、6年前の記載したnoteのアカウントを統合したため
 新記事として出ていますが古い情報です。ご了承下さい※

最近、Twitterなどで大人の旅入門みたいなコンテンツが多く出回っています。それより多いのが、若い子のバックパッカー術を含むコンテンツ。それを見ていつも思うのは、なぜ中間層の旅行記が無いのかな。ということ。

誰だって、憧れの海外旅行に1人で自由気ままに行ってみたいと、1度は思ったはず。でも、実行出来ない理由は様々。挙げてみれば切りがありませんが・・・。何よりも、英語喋れないこと。飛行機や、現地での移動する為のスキル無いこと。1人で行ける思い切り(勇気)が無いなど色々あると思います。

結局ツアー旅行に参加し、自由を失う変わりに安心を手に入れます。集合時間を決められ。買いたくも無いお土産物屋に連れて行かれ。自分で旅程を決めないから、その時は「楽しかった!」と思っても、家に帰って「疲れた、やっぱり我が家が1番」って一晩寝たら、見た場所も忘れちゃう。って状態になってしまう。やっぱり、自分で動かないと、その時は楽しくても心には刻まれない物なのですよね。

何回か旅行に行くと、個人で旅行したいなと感じて・・・。webを検索すると、出てくるのは、お金のある中年女子の豪遊記と、若い子の貧乏旅行だけで「やっぱり、海外旅行はツアーで行くしか無いのか。気合い入れても、スケルトンツアーで行くのが現実的か」なんて諦めてしまうのですよね。私もそんな1人でした。

所が、なぜか40歳にして女性1人旅に出る機会が訪れます。私のスキルは、ごく普通の主婦。しかも、三流商業高校卒業。英語は出川イングリッシュ顔負けのベタベタの日本人。唯一のプラス要素は、飛行機ヲタク。旦那が、英語が多少なりと出来る、英語を使う仕事の人で30代で夫婦で個人旅行を数回してきたこと。それだけです。

私は、主人の後ろでおんぶで抱っこ。アレ食べたい!これ買いたい!交渉して、聞いてみて。これだけで、何一つやっていませんでした。

そんな手の掛かる妻が面倒になったのか、有る日突然言い渡されたのが「1人で海外行ってこい!」でした。そこから、40歳の初めての1人旅が始まりました。いつも、海外で見ていたのは旦那の背中越しの風景でした。今度は、目の前に広がるのは、海外そのものです。

手には、旦那の手配してくれた航空券と、ホテルバウチャー(予約内容が書いた紙)と、パスポートのみ。何たって、ホテルのバウチャーすら英語で書いてあって、何が何やらほぼ分からず。放り出されたオバチャンが、どうやって海外に行き、海外で何に困って、何が助かったのか。書いてみたら面白いかしら・・・と自分の覚え書き程度に書いてみようかと思っています。

今は旅慣れて、旅の形態も変わってきましたけれど。最初は、LCCキャリアあり。ノンステイタスでエコノミークラス利用。乗り継ぎは、空港の待合室で時間を潰す。ホテルは、3流どころか4流でバックパッカーと違いギリギリ個室利用。安宿で、アホみたいに冷房効いてるのにお湯が出なかったり。トイレが詰まって、流れなかったり。トイレバス共同とか。隣りの部屋の騒音や、室外からの騒音で眠れない夜を過ごすこともしばしば。

旅行予算も無いので、観光客相手の高級店なんて入れず。地元系のお店に行き、メニュー読めない。注文のしかた分からない。時々、おつり出ない(小銭がお店に用意無い)なんて事も。観光客だからと、ぼったくられることもしばしば。オバチャンなのに、アジア人だから若く見られるのかナンパ野郎に追いかけられたり。色々な経験をしてます。

それでも、それなりに楽しめるコツを少しずつ掴んできています。主婦であるため、長期間家を空けられないので近場が主流ですが。台湾、マレーシア(KL、ペナン)、カンボジア、タイ、インドネシア、スリランカ、ドイツ、スイスなど、ひとり旅に出かけています。

ちょっとずつ時間のあるときに、書いていこうかなと思っています。良かったら、読んでやってください。ではまた♪

余談ですが、全くの素人ですから。読み物としては適していると思いますが。勉強するための情報としては適さない可能性が有ります。ご了承ください。