見出し画像

炎天下の犬の散歩はNG

真っ黒な大型犬と暮らしている我が家では毎日の天気を凝視しています。朝の散歩はまあ、早く起きれば良いだけなので良いのですが、夜の散歩が難しい。できる限り朝の散歩をしっかりして、夜は最低限にして誤魔化しています。


皆さんは天気予報見てますか?7/18は朝9時の時点で31℃を超えていました。でも、犬の散歩してる人が居るんですよ。暑くないんですかね?暑さに強そうな白い柴犬もハアハアと息が上がってますが、飼い主さんはスマホに夢中。こんなに近くにいてても暑そうにしてるのに気づかない、犬は人間のように全身で汗をかいて体温を下げれないという事を知らないんでしょうね。

高山ウルトラマラソン

ランナーとして夏の練習を語る 内臓が弱ります

コロナ禍ですっかり習慣が無くなってしまってますが、私はランニング愛好家でもあります。寒さに強く暑さにめっぽう弱いのです。100キロマラソンってのがあるのですが、これって、結構暑い時期に行われるのです。その為、夏の暑い時期にしっかり練習を積んでおく必要があります。

30度を超える気温で晴れた日に走ると、滝の様に汗がでます。汗が出るのは人間の特権。出てる分には比較的暑さには耐えれます。飲む水分量も多いのですが、徐々に水は飲めど汗になりにくくなってきます。そうなると胃の中がチャプチャプしてきて、胃が揺さぶられ吐き気がしてきたりします。

汗が出にくいなと思ったら一気に体温が上がってくるような気がします。地面の暑さが気になります。たくさん汗をかける人間でそれなのです。しかもフルマラソン以上は走れる走力があるレベルでです。負担が強すぎる練習だと思います。私は日常的にこのような練習はとてもできません。

早朝の川遊び

犬は足の裏と舌でしか放熱できません

人間と違って汗をかけない犬は熱を放出するのは肉球と舌となります。体の表面積に対して熱放出できる面積が少ないのです。足は地面で熱いのです。
コンバースのオールスターなど靴底が薄い靴を履いて歩けば地面の暑さを感じる事ができます。犬は素足で歩くので、熱の放熱は舌だけとなります。
被毛の色が黒であれば一気に太陽の熱を吸収し、ホカホカしてきます。

暑くて冷たいものとり過ぎると胃腸が弱るのは人も犬も同じ

我が家では熱中症にならないよう気を付けて生活をしているのですが、それでもキルシェの体調は悪化します。暑いと水の飲む量も増えるのですが、腸でうまく吸収できなくなってくるのか、固形ではあるものの、水分があまり吸収されてないようなうんちをするようになります。

原因は色々あると思いますが、屋内のクーラーと屋外の気温差で体調を崩すのか、運動不足やストレスで胃腸の働きが悪くなるのか・・・?一度胃腸が弱ると回復してくるまで食欲も落ちたりします。高齢になってくると、このちょっとした体調変化が大きく左右してくるかもしれません。

お昼間にしか散歩に行けないんです

炎天下のお散歩の話をしたら
「そのお家の都合があるかもしれないじゃないですか!!」
とか
「その時間しか行けない」
とかできないんだから仕方がないじゃないか!!というような反応があります。出来ないから仕方ない=変える気がないのだろうなあと思います。まあ、知らない人からヤイヤイ言われるのは嫌ですよね。でも昼間の散歩から帰ってきて熱中症になったら動物病院に駆け込むのは飼い主さんなのです。

あれ?おかしいなあ様子見しようって翌日になったら死んじゃった。そんな感じなんでしょうか?愛犬が熱中症になると思わなかった。普段は大丈夫だったのに・・・自分を擁護する言い訳が頭をよぎると思います。愛犬だっていつも体調万全って事も無いし、一緒に暮らしてるだけでは意思疎通が取れて、体調の変化を感じ取れる訳でもありません。体調が悪いような様子を見落としてたのかもしれません。

上記の言い訳をする飼い主さんだとしても、愛犬を失って喜ぶ飼い主さんは居ないと思います。あの時こうしてればよかったと後悔しないためにも、夏の熱中症対策は入念にして欲しいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?