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【小学生でもわかる】裁量って必要?裁量権とは



こんにちは!

やみこです。

今回は裁量権についてお話ししていきたいと思います。


近年ベンチャーのメリットとして挙げられ話題になっている裁量権。

今回はこれが実際の仕事でどう関係してくるのかについてお話ししていきます。



1. 裁量権とは


裁量権とはある事項に対して決定権があることを指します。

例えばあなたが飼っているペットのワンちゃんに自由におやつをあげることができたら、あなたはそのワンちゃんに「おやつをあげる裁量権」があります。


対してあなたがお家の人の許可が出た時しかおやつをあげることができない環境であれば、あなたは好きな時に「おやつをあげる裁量権」がありません。

この場合はお家の人が裁量権を持っているわけですね。


このように裁量権とは「そのことにたいして自由に決めることができる権利」を指します。


多くの人が自分の言動(発言や行動)への裁量権を持っています。

しかしこれが当たり前でなかった時代もありました。

社会、歴史を参照してみてくださいね。



2. お仕事での裁量


社会では任される裁量が大きければ大きいほどできることが増えます。


今回は例題を使って考えていきます。


クライアント(お仕事を依頼してきた人)から依頼されたお仕事はこのようなものでした。




ピカチュウのパンケーキ50枚。


作れそうですか??


多くの方がまずは自分の能力と相談すると思います。


「できるからやります。」


もしくは「できないからやりません」


この2つの答えのどちらかをお持ちだと思います。


他に選択肢がありそうですか?


ヒントは「自分にその技術がなくてもクライアントのお願いそのまんまを叶える方法」です。



もう少し考えてみても構いません。



さあ、それでは他の選択肢も見てみましょう。


先ほどの


・自分でできるのでやります
・自分はできないですごめんなさい


の2つに加えて

「自分ではできないので他の人にやってもらいます」

というものがあります。



もちろん自分でできても他の人にお任せすることはできます。

後でも触れるのでここではそのまま進みます。


他の人の助けやロボットなどの技術をつかってクライアントのお願いを叶えることができるのです。


「自分でできます」の場合はもちろんおねがいを叶えることができます。


しかし、じぶんでできなくてもそのおねがいを叶えることはできるのです。


つまり、お仕事の場では「クライアントのおねがいを叶える」という目的を達成するために、自分の技術はあまり大切ではないといえます。


(※コンサルタントなどの技術を売る職業では個人の技術が重要になります。)




3. 会社での裁量



先ほどの章でこれが裁量のなにに関係するんだと思った方も多いと思います。



本題に入る前に前提の確認をしたいと思います。




社長さんと社員を用意しました。

社長は社員よりも多くの裁量権を持ちます。

例えば社員のAさんは社員のBさんをやめさせることができません。

しかし社長は社員をいつでもやめさせることができます。


このことからなにがいえるでしょうか。


社長は社員の雇用(雇うか辞めさせるか)に裁量権があるということです。」


(雇用形態や労働基準法により余程のことがない限りすぐに解雇することは難しくなっています。これは社員を守るためのものです。)



4. 裁量権がないとこんなにも不自由



お仕事で裁量が求められるのは「他の人にやってもらいます」の意思表示をする時です。


この時、クライアントのお願いを叶えるために「他の人にやってもらうこと」を決める裁量権がなければあなたは自分の力だけでこのおねがいを叶えなくてはならなくなります。


つまり、「他の人に業務委託する権利があなたにない」ということがあり得るということです。


あなたよりも上の立場の、例えば社長さんがこの裁量権を持っていたら、あなたは他の会社に頼んでこのおねがいをかなえることができないということです。


たとえこの「業務委託」という選択肢が最も賢い手段であったとしても、です。



裁量があると、クライアントのおねがいを叶えるためにできることが多くなります。

真ん中から右側のピンク色の部分は自分にその裁量がないとできないものです。



5. 裁量をたくさん得るには


裁量をたくさん得るためにはいくつも方法があります。

逆に少なくするための方法のほうが少ないかもしれません。


しかしここでは裁量を得やすい仕事環境を挙げていきます。


・数人の小さな会社

・会社を立ち上げる

・フリーランス




終わりに


裁量がたくさんあることは自由と近いように思われがちです。

しかしながらそこにはもちろん責任も付いてきます。


あなたが決めたんでしょ。

あなたのハンコ押してあるよ。


自由に、というのは「誰がやるよりも賢く素早く」という意味合いが含まれていると考えてください。


「何でもかんでも好き勝手に」という意味ではありません。





圧倒的な実力があれば自由は付いてきます。


そこには責任もあるということを忘れないようにしてください。








なんらかの参考になれば幸いです。


本日も最後までご覧いただきありがとうございました!







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