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何回言ったら気が済むの、は自分にも言える話

男の子のしつけに悩んだら読む本、を読み終わり、心にとてもしみたのは、10回言ってきいてくれたらラッキー、という話であった。

子供に対して、”何度言ったらわかるの”と思う事は日々あり、言葉に出してしまう事も数えきれないくらいである。色んな事が当たり前に出来、周りの環境に合わせて立ち振る舞いがある程度出来るようになった身としては、子供の”そこでそうするか?!”という行動はとてもストレスである。だから、”こうしてほしい”を伝えるのだが、中々身につかない。そして目につく。

そんなストレスを軽減させてくれた”10回言ってきいてくれたらラッキー”は言われてみれば本当にその通りなのであった。私たち大人だって、直したくても直らないところが沢山あるのではないか。例えば私は、日々オンラインで運動をしているのだが、インストラクターの方に指摘されて何度も直しているところがある。食事の時にも、夫から”姿勢~”と指摘を受けて直している。それ以外にも沢山あるだろう。

人生何十年と生きてきた私でさえそんな感じなのだから、まだ人生数年の子供に”何度言ったら”は少々酷な話だろう。それだったら、代わりに”靴を揃えましょう”、”ご飯と言われたら席に着きましょう”、そういうことを伝え続ける事が大事なのだろうと考えが切り替えられたのであった。

子育て、教育本は色々読んでいると思っているが、まだまだ気づけていない事が沢山あって、そして、それこそ改めてはっとさせられる事がたくさんあって勉強になる。

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