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嫌いなものたち。


なんで書いたか

あと数ヶ月で大学4年間も終わろうとしているので、恐る恐るですが自分の内面を振り返りながら、その時に見つけたことを言葉として残していこう、みたいな試みです。

ただ、「これを頑張ったからこんなことが出来ました!みんなもこれをしたほうがいいよ!」みたいな自己啓発チックな文章を正直読んでてオモロいって感じたことないです。
それを学生みたいな半人前が書いてたらなおさらオモロないと思ってます。
なので、そっち側の記事にはならんようにだけ気をつけて書き綴っていきます。

ここでは自分の「嫌いなもの」について書いてみました。
ここでの嫌いという言葉は「この先なりたくない人間」というような意味で使ってます。

2023年11月の自分の「嫌い」を言葉に残しておくことで、3年後のブレっブレの自分にぶっ刺さる記事になったらええなと。
ヒト1匹の好き嫌いの話なんで正しいも間違いも異論も議論もない世界線で綴っていきます。


嫌いなものたち

強くない人

案件が炎上したときに慌てふためいてるだけの人。
現状の不満を自分の力では解消できないから、不平不満を言うしかない人。
理想はたくさん語るが、それを実現する実力を持ち合わせていない人。

シンプルに「強くない人」になりたくないです。
「強くない人」というのは「問題をマンパワーでどうにかできない人」っていう表現が近いかもしれないです。
言葉がややこしいので言い換えると僕はとにかく「強い人」になりたいのです。

色々考えていると「強さこそ正義」って世界観で生きてる気がします。
技術を扱う現場では技術力があるやつが強い。
営業では契約をたくさんとってくるやつが強い。
精鋭部隊が発足されたときに真っ先にそこに呼ばれるやつが強い。
資本主義でいうと資本をたくさん持ってるやつが強い。
ちょっと極端な表現かもしれませんが割と本気でそう考えてます。

そして、僕が「強い人」になりたい理由は、かなりシンプルです。

強い人の方が、カッコいいからです。

「これ僕が今夜巻き取るから大丈夫よ」とか。
「一旦自分の方であらかた作ってみますね」とか。
「これくらいの規模なら僕1人でなんとかなりそうです」とか。

僕がくそ憧れてる言葉です。
言ってみたい。言ってから死にたい。言うまでは死ねない。
実際自分の師匠がこんな感じの強いエンジニアで、それに超憧れを抱いてます。

結局はマンパワーでなんとかできる人はカッコいい。

将来、そういう人になっていたいのです。
マンパワーでどうにかできるような精鋭になりたいです。

2026年の俺へ
結局強くなれなくて、弱いなりに、無理やり自分の価値を見出すために「チームのコミュニケーションを潤滑にするために明るさで盛り上げる人材」とか訳分からん強みを考えだしてそれにすがりながら居場所見つけてホカホカ仕事してるとかやめてな。
黙って静かに努力しろな。
強くなかったらあかんで。


ラベルにしがみついてる人

次はこれです。
「元キーエンス社員が語る!」とか
「元ITベンチャーCEOだから言える成功の法則!」とか。

別にラベルを持ってること自体当然のことやし何とも思わないんですけど、そのラベルに安心感を抱いてる感が垣間見えた瞬間に「あ、こいつほんま」ってなってまうんです。

あと、すごい会社で働いてる自分、すごい人と友達の自分とか。
そんな感じで自分自身のことじゃなくて、自分の周りのことを持ち出して自分の価値を見出す人も苦手です。

あかんですね。
気をつけんといかんです。


エアプする人

いわゆる「知ったかぶり」ですよね。
絶対知らんのに遠い目しながら断言していくの良くないですね。

「お金ってめっちゃ持ってても意味ないねんで」
「あんな賞レースは優勝しても意味ないで」
「大手に就職したところであんま楽しくないやろ」
「ベンチャーって大体めちゃくちゃしんどいで」

実際には未経験やのに経験者のように振る舞うやつです。
これはお金を稼ぎきった人しか、賞レースに優勝した人しか、大手に就職してあんま楽しくなかった人しか、ベンチャーで苦汁をなめたことがある人しか、言ってはいけない言葉やと思ってます。
稼いでから言え、優勝してから言え、大手行ってから言え、ベンチャー行ってから言え。

人は知らないことに関しては沈黙すべきやと思います。
「それは俺は経験したことないからあんま分からんわ。」ってちゃんと言える人の論の方が説得力があります。

人に説く立場にあるとき、つい気持ちよくなって自分が経験してないことも知ってるかのように語ってしまうことがあるので注意せなな。


群れて気持ち良くなってるだけの人

これも嫌なんです。
理想は高いけど、群れてワチャワチャして仲良くするだけの集団。

あるとき、スタートアップが集うイベントに鉢合わせたことがあって、それ聞いてたら、各自3分間プレゼンで自分がやりたいことを語って、拍手し合って、その後みんなで名刺交換会が始まって、口々にこう言う。

「オモシロイコトイッショニヤリマショウネ!」

ほんで、イベントが終了すると集合写真を撮って皆笑顔で解散する。
家に帰るとその様子をSNSにアップ。

趣味なら良いと思います。地元のゲートボール大会とか。普通に友達同士の集まりとか。

気に食わんのが、一丁前に世界を変えるとか、人々を幸せにするとか語るくせにやってることはただのわちゃわちゃ名刺交換会なところ。

なんか違う気がするんです。

他にも某キャリア支援会社が主催するハッカソン(エンジニアイベント)も苦手でした。
ああいうイベントの夜には学生エンジニア交流会なるものが設定される。
みんな口々に「プログラミング独学中の駆け出しエンジニアですー。普段は本とか映画見たりしてます!皆さん是非SNS繋がりましょー!」って。

要るか?この交流会、ってなります。
ここで群れる必要がどこにあるんや。
なんの繋がり合いやねん。
断じて要らんやろ!

節子、それは群れて強くなったように感じてるだけや。幻想なんや。
群れて強くなるやつはおらんぞ。
はよ1人でコード書いてこい。


やたらと権威が好きな人

「これ!一緒にこの人の話聞きに行かん?元GAFAMの社員さんで今年収2000万の人!」

誰が行くかあそんな情報だけで。

そういう人に限って一度下に見た人に対してはえげつなく下に見るイメージあります。
権威に服従しすぎな人苦手や。
犬社会やん。そんなん。
ドッグラン行って大型犬にちんちんでもしとけ、は言い過ぎやな。

とか言いつつ、僕も技術書探すとき、不朽の名作とか最大の名著とかの帯に弱いから人のこと言われへんです。普通に権威に服従してもうてる。


コムドット好きな人

嘘です。
いや嘘じゃないかも。
ただ、ヤマトの「お前、誰が〇〇や!!」ってツッコミのイントネーションはなんか許せないです。


教えて気持ちよくなってる人

某就活支援NPO団体の面談の中で就活の相談とかサポートの枠を超えて人生論とか成功法則とかまで語り出してしまうメンターさんとか。
成功体験をやたらスコスコと擦りまくって著者1人の成功を世の真理みたいな顔で押し付けてくる安っぽい自己啓発本とか。
イタリアン居酒屋でサングリア飲みながら後輩の女の子に「人生な、最初は怖いけど一歩踏み出すことが大事やと思う」とか説いてる孔子のような先輩男とか。

あなた、その人のため思ってアドバイスしてるんやなくて、ただ気持ち良くなってるだけなんちゃうか?って感じてまうんです。

未来の僕へ。
この先どこかで、後輩にアドバイスするみたいな立場になると思う。
その時はその場が自分が気持ち良くなってるだけの空間じゃないかを常にモニタリングしながら相手が欲しい情報を良い感じの湯加減で提供することを心がけろよ。
死んでもぺちゃくちゃ40分喋り続けるとかやめよな。
誰もあんま人生論聞きたないから。


顔はイマイチやのに先輩ってだけでモテてるサークルの3年男

めっっっっっっちゃ嫌!
話もおもろないし、ツッコミのイントネーション気持ち悪いし、女子向けの笑いの取り方するし、顔もそないやのにサークルのボスみたいなやつ。タバコ吸ってんちゃうぞ舌硬くなるらしいで。

そういうマッシュ集めて丸坊主にしてグラウンドの真ん中でチンポコ大合戦させた後、ニンニクとオリーブオイルで炒めて最後にパスタ和えてペペロンチーノにしたい。
あ、あかんか。

サークル入ったことないからそんなやつホンマにこの世におるんかも知らんし、全部エアプです。ごめんなさい。
偏見、コムドットの動画観てめっちゃ笑いそう。

けど3時起き大学生のこと好きやったら全部許す。


駅でぶつかりにくる人

肩オヤジ、あれなんなん。やばいって。
不意にぶつかられたらびっくりするて。
痛いし怖いし、後味悪いし。

三日前くらいに渋谷駅歩いてたら肩オヤジおったんです。
前に歩いてたか細い女性とか中学生くらいの子達が次々と向かい側から歩いてくる肩オヤジにぶつかられて吹き飛ばされてて、もうそいつがヤバいことは気づけてました。
みんな振り返ってビックリした目でその肩オヤジを見てた。
なんでそんなことするん、皆普通に歩きたいだけやのにって思いました。

そんなこと考えてる間に、その肩オヤジは次の標的である俺の右肩にぶつかろうとしてました。
その時俺イヤホンでオーラル聴いてたから気分も高まってたのもあって結構好戦的民族になってたんです。今思えば。

んで肩オヤジが近づいてきた時に右足を前に出して体重移動。
すると右半身に体重が乗って、踏ん張りが効くようになる。
右脚の内転筋で膝を内側に絞りながら母指球で地面を押すと、腰が勝手に回る。
そこから左脚へと伝達されたパワーを内転筋で逃がさないように踏ん張ると、勢い良く右肩が前方へ回る。
あとはその勢いで肩オヤジの右肩に俺の右肩をぶつける。

結果は明らかです。だって僕、腰の内転使ったもん。
腰の内転使ったらどんなスポーツでも大体威力倍増するから。
肩オヤジはぶつかった直後1,2m斜め後ろにふき飛びました。

肩オヤジはビックリしてつぶらな瞳で俺を見てきました。
何すんねん急に、みたいな瞳で。
なんか僕もそこまでのつもりじゃなかったからすごい申し訳ないことしたなって思いました。
間違って子猫蹴っ飛ばしてしまったときみたいな罪悪感。

気づけば渋谷駅で僕が肩オヤジになってた。
二度とせえへんわ。反省。


奢り奢られ論争に参加してる人

リプ欄で意見してる人たちな。
めっちゃくちゃ意見持ってるけど多分そんな場面なることあんまないやろあの人たち。
知らんけど。


就活生になった途端に社会問題を知ってほしいやつになる人

あの「社会問題をより多くの人に知ってもらいたい」っていうのなんなんですか。
いや別にそれがあかんとか間違ってるとかじゃないよ。
けどじぶん、昨日まで一言もそんなこと言うてなかったやん。
深夜3時まで宅飲みしてたんちゃん。サークルの先輩と。

なんでスーツ着たら突然社会問題のこととか人助けのこと考えるようになるんですか!?
スーパーマンなん?


共通点

ここまで思うがままに嫌いな人、将来なりたくない人を書き出してみました。
なんか書いてるうちに「あ、ここ共通してるな」ってのがありました。

嫌いなタイプを大きく3つにまとめるとこんな感じになりました。

  1. 強くないのに強いやつぶってるタイプ

  2. 自分の経験ベースで語らないタイプ

  3. 群れるタイプ

こう見ると嫌いな人と通して、自分が将来なりたい人がそれとなくはっきりしたような気もして良かったなと思いました。

元気です。

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