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#ドラマ感想文「カネの花~愛を閉ざした男~」(2017)(13話〜最終話)

ABEMATVで、13話から最終話まで無料配信が始まったので、視聴。

最初から最終話まで飽きずに楽しめた。
復讐をしかける、応戦する、危機に陥る、仕掛ける、失敗する、プランBを仕掛ける・・・と、後半は駆け引きが続き緊張感が続く。
最終話のラスト何分という所で、え?っという、ありがちな展開はあるものの、最終的には、ピルジュにとって良い方向の兆しが見えたラストは良かったのではないかと思った。

ヨングが探偵以上の凄い能力があって、決して裏切らないという、欠かせないキャラなのに、ピルジュとなぜそこまで固い絆で結ばれているのかは最後までわからなかった点はちょっと残念だった。
もう少し細かい点とかも描いてくれたらもっと満足度が高かったかもしれない。

サービスショットで、製作スタッフ、撮影風景が映しだされた。

ドラマ制作の意気込みが感じられる作品だった。お金をかけているから可能なのか、制作体制が優れているからなのか、素晴らしかった。
映画のようでもあり、長編小説を読んだかのようでもあり、ドラマならではの長尺だからこそ描けた作品でもあった。

一気に観たのもあって、すごくはまった。
週1とかだったら、もしかしたらイライラしたかもしれない。けれど、見始めたら止まらないので、体力があれば1日で24本見てしまいそうなストーリー展開、演出だった。

映像や音楽に重厚感があり、ストーリー展開も飽きさせず、とても見ごたえのある作品だった。

ボキャブラリーの少なさからか、この感動を、魅力を伝える言葉を、なかなか出せないもどかしさがある。

とにかく、見ごたえがあった。

<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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<© 2023 犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>

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