ピアノと編み物は似ている
編み物をしていると、「あ、ピアノと似ているな」と思う瞬間がある。
高校1年生くらいまで、ピアノ教室にゆるく通っていたので、なんとなくピアノ教室を思い出す。
例えば編み方が理解できないとき。
「やーめた」と思って放置して翌日、再びとりかかってみるとすんなり編めたりする。
ピアノでも、なんどもつっかえてしまう旋律も、一晩寝かせると弾けるようになることがある。
(もちろん難解な曲は一晩ではうまくいきませんが)
ほかにもある。
編み物を始めたころは、
「あんな素敵な模様のショールを編みたい」
「超かわいいウサギちゃんのあみぐるみをつくりたい」と華やかなものを作りたくなるけど、
そもそも基本的な鎖編み、こま編み、長編みなどができないと、いきなりではぜんぜんできない。
ピアノも、アニメのオープニング曲とか久石譲のジブリ曲を弾きたいなんて思ってしまうけど、習い始めはバイエルの曲から慣らしていく。
書いてて思ったけど、これはピアノでなくてもそうよね。
一晩寝かせるとできるようになったり。
基礎から始めていくことも。
しかし、幾何学的な編み図を眺めては、音符が踊る楽譜にも通じると思ってしまいます。
記号の意味を理解していく。
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