君の定義

泡沫に浸る冷徹さよ
短くも愛おしい日々を
儚いと
一言で結ぶには惜しい
この世の彩りに触れて
あなたが生きた証は
誰が決めるでもなく
その胸に刻んだ分だけ
優しさが滲み
刻(とき)にあどけなくものこる
届くと信じた
たった一つの調べ

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