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【中国動向観察】中国軍人がワクチン接種後死亡:家族の訴えの微博つぶやきが削除

   中国ではワクチンを打った人が15日までに1億8300万人になった。中国当局は中国製ワクチンは安全だとしている。ところが最近、広東省深圳のネットユーザーが解放軍兵士の弟が1月から2月にかけてワクチン接種をしたところ先月脳溢血で入院し、死亡したとして当局に迫っている。

 深圳のネット民「山下花野子」は15日、28歳の弟が死去した過程を明かした。「私の弟は28歳で軍人です。病歴はありません。部門で國薬集団のワクチン接種が手配され、1月11日と2月8日に接種しました。すると、疲労、内出血、歯茎の出血があり、3月24日には頭痛と風邪があったあと、脳出血があり入院しました。そして今日逝去しました」とのことだ。

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 彼はどうも再生不良性貧血(aplastic anaemia)という難病を患ったとのことであり、赤血球や白血球、血小板が通常より少なかったという。10日に入院する弟の症状を写真撮って心配していたが望み叶わず、逝去してしまったとのことである。

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 実はワクチン接種をした後に亡くなったのが知られるのは彼ばかりではない。22歳の女性が亡くなったとの話もある。

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 二件はいずれも家族がその死に疑問を持ってネットにさまざまな資料を乗せたことから明らかになった。しかし、当局はといえば社会不安を起こす様な書き込みをするな、とこうした書き込みはいずれも削去されている。

 また警察はこうした書き込みをしない様に警告を発している。

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 しかし、納得できないのは家族である。海外ネットなどに情報を転載し、それが広まる結果になっているのだ。中国社会は隠蔽体質だとの指摘はあろうしその通りであるが、日本はどうなのか、まさにそれが問われているだろう。人のふりみてわがふり直せである。ワクチン接種という壮大な社会実験において私たちはどう対応すべきなのだろうか。


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