どうもー、やなぎです。
最近、知人からよく「一眼カメラ始めたいんだけど、何買えばいい？」という質問を受けます。

いろんな企業の一眼カメラがあって、いまいち違いがわからない。
値段がピンキリすぎて、どのくらいの予算があればいいかわからない。
など悩むポイントがたくさんあります。

そこで、今回は私なりの意見をまとめます。

初めに結論から。
どれにしようか悩むぐらいなら、まだカメラは買うな！

いきなりの暴挙。
悩んでいる人に「何でそんなことで悩んでるの？」って真顔で返すタイプ。
正直、こんな人には相談したくない。笑

でも、しっかりと理由はありますので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。
一眼カメラに大金を出せるわけでもない一般人だからこその意見です。
この記事がじっくり考えるきっかけになればと思います。

それでは、いきまっしょーーー！

カメラをおすすめしない理由

一応弁明しておきますが、
私はカメラが大好きで、カメラは今後も一生大切にしていきたい趣味の一つです。

それなのに、なぜカメラを勧めないかというと、購入しても結局使わなくなるという人が多いからです。

私が一眼カメラをおすすめしない理由は2つ！

1.持ち運びが面倒
2.スマホのカメラは素晴らしい

それぞれ説明していきます。

持ち運びが面倒

ここ最近の一眼カメラは以前に比べれば軽量、コンパクトになっておりますが…！！
それでもやはり持ち運びは面倒です。めちゃくちゃ面倒です。

カメラはレンズとセットが当たり前です。
どんなレンズを装着するのかにもよりますが、少なくとも600gほどはするでしょう。

あなたが普段使っているバックに、毎回600mlのペットボトルを追加で持ち運ぶ感覚です。
これ、意外いやじゃありませんか？
しかも、カメラを傷つけないよう保護するためのカメラバッグや充電器、専用の掃除器具などを持つことを考えるとさらに荷物は増えます。

カメラを持ち運ぶのって、想像以上に面倒なのです。
その結果、購入したのに持ち運ばない人が結構います。

スマホのカメラは素晴らしい

「スマホのカメラで十分じゃないから一眼カメラを始めたいって言ってんだよ！」と言われそうです。

でも、冷静に考えると、
ここ最近のスマホのカメラってめちゃすごくないですか！？
被写体検知して自動的にポートレートにしてくれたり、ボケを自然な感じで合成してくれたり、HDRをしてくれたり。
ほんと、数年前のスマホと比較すると雲泥の差だと思います。

あとは、私が一眼カメラをおすすめしない理由として、
『スマホでしか閲覧しないのであれば一眼カメラは不要』
と言うことです。

スマホサイズの画面で写真をみるだけならば、2500万とか4000万画素とかのカメラは明らかにオーバースペックなのです。
スマホサイズの画面で、しかもinstaやTwitterのように全画面に表示になるわけでもない。
それなら、そんな高画質で撮影しても自己満の範囲ですよね。

実際に数値で考えると明らかです。
現行で最もいいスマホはiPhone13 pro maxですかね。
一番安い128GBですら13万円しますから、もう一眼カメラ買えちゃいますね。

iPhone13 pro maxは1200万画素。
あれ？思ったより少なくないですか。
それでもあれだけ綺麗なんです。
画像の綺麗さは画素数だけでなく、画像処理エンジンやレンズなど多くの影響を受けるのです。

いや、それでもスマホより一眼カメラの方がいいに決まっている！という方へ。
試しに写真で比較してみましょう。

どれがどの写真か、あなたは見抜けますか！？

写真を3枚提示します。
スマホと異なる一眼カメラ2台で撮影しました。
どの写真ががどの機材なのか当ててみてください。

使用機材はこちら。
スマホ：iPhone SE 第２世代　約4万5千円
一眼カメラ：フルサイズカメラ Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm F/2.8 S  約60万円
一眼カメラ：APS-Cカメラ Nikon Z fc + NIKKOR  Z  28mm f/2.8  約16万円

では、いきます！！！

①

②

③

正解は、
①一眼カメラ フルサイズ 約60万円
②スマホ 約4万5千円
③一眼カメラ APS-C 約16万円

どうですか？合っていましたか？
そして見抜けた人は、そこに金額以上の価値を感じましたか！？
別に一眼カメラが微妙なわけではないんです。
スマホの進化が凄すぎるんです！！

はい、これにてスマホの素晴らしさ立証！
としたかったのですが、カメラ好きの人からすれば一眼らしさがないと判断されるでしょう。
実は、一眼カメラの大きなメリットである『ぼかし』をいれていませんでした。

一眼らしい写真の代表、ぼかし

実は、上の一眼カメラの写真は「ぼかし」の量をスマホの写真に似せて撮影していました。
下の写真は一眼カメラの特徴である「ぼかし」を最大限入れました。

①フルサイズ

②APS-C

これらの写真とスマホの写真を比較すると、確かに「ボケの量」は一目瞭然です。間違いなく、一眼カメラの圧勝でしょう。

しかし、この事実を受けてもなお、私は安易な気持ちで一眼カメラをおすすめしません。
なぜなら、最近のスマホはボケを合成できてしまうから！！

もうここまで来ると本当にカメラ好きなのかも怪しくなりますね笑

最近のスマホはポートレートモードで撮影するとボケがでてきますよね。
あれは合成であるため、綺麗かといわれると感じ方は人それぞれです。

しかし、2007年に世界初のスマホiPhoneが発売されました。
たった15年の間にこれほどまでに機能が進化しています。
おそらく数年後には全ての写真において「スマホが自然なぼけを合成してくれる」ことでしょう。

そういったスマホが出てきたときに、あなたはわざわざ重くて大きい一眼カメラを持ち歩きますか？
しかも、カメラはすぐに共有できません。
カメラで撮影 → 編集 → スマホにデータを移す→ SNS・LINEで共有
ちょっと面倒…。

カメラ購入を考えている方は、一度思いとどまっていただき、心に手をあててゆっくり考えてみてください。
そのカメラは本当に今、必要ですか？

まとめ

さて、今回はカメラの機材選びについて一人語りさせてもらいました。
カメラ好きなのにカメラ購入をおすすめしないという意味不明な記事になりましたが、やはりお金が限られている一般人にとって数十万円は死活問題なんです。

カメラ欲しいと言っているものの、よくよく聞くとスマホで良くない！？ということが多々あります。
最新のiPhoneなんて高いよ！といいますが、一眼カメラを購入するよりはずっとずっとコスパいいです。

あと数年もすれば驚くような機能のスマホも出てくるでしょうから、焦って買う必要はありません。
じっくり考えてから買ってください。

ちなみに、現時点のスマホでは絶対に撮影できないものもあります。
それは望遠と暗所です。
運動会とかで遠くの子どもを撮影したいとき、スマホのズームには限界がありますし、画質も一気に悪くなります。
星空撮影もスマホで綺麗に撮影できるようになるには、まだまだ時間がかかるでしょう。

自分が何を撮影したいのか、本当に今すぐカメラが必要なのか、将来でてくるであろう技術・スマホで満足できるのではないか。
この辺りを熟考していただき、自分にとってのベストな買い物をしていただければ嬉しいです。

熟考の結果、カメラを選んだのであれば…。
ようこそ、カメラ沼へ！ウェルカーーーム！！！

ふざけた記事でしたが、読んでくださりありがとうございます。
少しでも一眼カメラとスマホカメラにご興味を持っていただけたら嬉しいです。

また今度はアマチュアカメラマンから見たカメラ各社の違いでもまとめますかね。

それでは今回はこのへんで。
ではではー！！