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ハノイのブックカフェ!

Chao!

チェーカフェからコロニアル風カフェまで、ありとあらゆるカフェがひしめき合い、まさしく「カフェ天国」とも呼べる街・ハノイ。そんな中で、個人的に随一とも言えるブックカフェを見つけた。

そのカフェの名は、Tranquil Books & Coffee。名前の通り、ブック・カフェだ。

木でできたテーブルと椅子に、タイムスリップしたようなどこか懐かしい雰囲気。広々とした空間に、心地よい空調。ほどよい明るさの照明。

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ハノイでは喫煙者も多いようでお洒落なカフェでもタバコの匂いが蔓延しているなんてことはよくあるが、こちらのカフェは外のスペースを除いて完全禁煙。そして、一番のポイントは、カフェラテをオーダーすると、よくあるコンデンスミルクで作られた甘ったるいものではなく、ちゃんと牛乳で作られた甘くないカフェラテが提供されること。

ここにたどり着くまでに、私は幾たびも「甘ったるいカフェラテ」を飲んできた。何度「コンデンスミルクでなく、牛乳を入れてくれ」と頼んでも、なぜか出てくるのはコンデンスミルクで作られた甘ったるいカフェラテで、挙句の果てには「私は甘いのは嫌いです。コンデンスミルクではなく、フレッシュな牛乳を使ったカフェラテをください」と書いた紙を持ち歩くようになり、毎度店員に見せるも結果は変わらず。

ベトナム語の先生・ビンさんに泣きつくと、「そんなに牛乳のカフェラテが飲みたいなら、牛乳を持ち歩くしかないよ」と言われてしまい、それでもあきらめず毎日メモを見せ続ける(そして甘ったるいカフェラテを飲み続ける)日々を過ごしていた。

もう一つ、私がとっても気に入っている点は、セルフで水を好きなだけ飲めること。

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こちらのカフェは1階・2階とあり、それぞれの階にセルフで飲める水が用意されている。1日水を3リットル近く飲む私のような人にとっては、かなり嬉しいポイントなのではないかと思う。

こちらのカフェは1人客の利用が多く、静かで落ち着いている点も特徴だ。(もちろん、複数人や子連れでの利用もOK)

ハノイに住み始めて1か月とちょっと。ベトナム語の先生・ビンさんや、ヨガ仲間など、少しずつ知り合いもできているものの、やはり単身赴任はどことなく孤独だ。そんな時、このカフェを訪れ、適度な距離感で人のぬくもりを感じながらものを書くと、不思議と孤独を忘れて創作活動に没頭できる自分がいる。

居心地が良く、インスピレーションを与えてくれるカフェ、Tranquil Books & Coffee。面白い脚本が書けるように頑張ろう。

それでは今日はこの辺で~!Chao!

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