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「営業」は売れるプロダクトをつくれなかった罰である

どうもやんばるです。最近、思うことがあります。

「営業」は売れるプロダクトをつくれなかった罰であると。

なんでこんなことを思ったかと思うと、ここ最近、私の本職ではない営業をしまくり忙しくて仕方ないからです。

本来、バックオフィス的な業務が多い私なのですが、決裁権をもつ企業の方々に直接営業をするトップセールスや、一営業のごとく走り回り、経営者が集まる様々な会合に出席し、夜は懇親会。

昼も夜もあわただしく、分刻みのスケジュールで毎日、あたふたしています。

そんな精魂尽き果てたある日、俺は何でこんなに忙しんだろう?と真剣に考えてみました。

その結論が先ほどの、
「営業」は売れるプロダクトをつくれなかった罰であるという言葉です。

これは今、通信講座でお世話になっているプログラミングスクール「SUNABACO」の代表である中村まことさんが、何か違うニュアンスで別のことを言っていた言葉でした。マーケティングか広告に関することだったと思います。

今、私の会社で扱っているものは完全にプロダクトアウトなもの。

プロダクトアウトとは、商品開発や生産、販売活動を行う上で、買い手(顧客)のニーズよりも企業側の理論を優先させることであり、「作ったものを売る」という考え方です。

その反対の言葉で「マーケットイン」という言葉があります。これは顧客のニーズに基づいたプロダクトをつくり販売していくという考え方です。顧客のニーズにあわせてつくったものなので、多少の営業やプロモーションは必要ですが、世に求めらているものなので、売れやすいです。

日々、昼夜にわたりかけずりまわりながら、自社の商品を売り歩く。一般的な企業ではみな同じような光景かもしれません。ほとんどの業種において競合他社が存在し、同じような商品を売ることでしのぎをけずりあっています。商品で差がなければ営業や宣伝で他社と差をつけていくしかありません。

企業経営は売上をあげなければ何もはじまりません。経費を支払うためにも利益をあげるためにも、とにかく売上をつくることをしなければ話になりません。営業はまさにその売上をつくる最前線です。商品力に差がないものを売るにはとにかく「営業力」という不確かなものに頼るしかないのです。

売上をあげ、経費を支払い、利益をきちんとあげることができれば、「営業力」を武器とする企業でもなんの問題もないでしょう。しかし、私が役員をつとめるような中小企業ではリソースが限られているので大量の人に頼ることはできません。わずかな営業社員が成果をあげることができなければ、自分が何とかするしかないのです。

部屋の掃除も洗濯もなかなかできない。食器はシンクに残ったまま。昼夜営業活動を行い余裕が欠乏した生活をしている自分にほとほと疲れ果てていました。

このままではいけない。こんなやり方では体がもたない。何よりも何のために仕事をしているのか?根本的なことがわからなくなってきていました。

そんな時に、ヒントをくれる方がいました。

神の声です。商売の王道は他社との差別化、差別化された顧客のニーズにそった売れる商品を持つこと。これができれば、必死に売り込むことをしなくても商品は売れていく。

日々の営業活動ですりきれた私には救いのお言葉でした。他社との差別化、売れるプロダクトの開発は容易いことではありません。それができていれば現状のように疲弊しないですんでいます。しかし、今のようなことを続けることはできません。

目をそらさず、他社との差別化、売れるプロダクトの開発に向き合うことに決めました。

営業は売れるプロダクトをつくれなかった罰である!!

この言葉を胸に刻みながら進もうと思います。

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