Day4/寝ている間に変態が珍入し宴会が
今日は夕方まで蚕のように眠り続けたので、さぞかし繭のごとく体重が軽くなっているのであろうな…と量りに乗ったら軽く新弟子くらいあって目眩がした。まったくもってどこの部屋の力士だ名乗り出ろ!と怒り心頭のまま置いてあった六角レンチで体重計をデストロイしようと振りかぶったところ、ベッドの脇からピザの亡骸とドライちぢれ麺を発見し、寝ている間に変態が珍入し宴会が…?!と一瞬背脂が凍りかけたが何のことはない、俺が発注し俺が飲食したものである、とレシートが冷めた熱視線を送ってきた。夢遊病の極み乙女、嗚呼果てしなきシルクロード。
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