木口木版日記:木口木版のはじめかた

画像1 木口木版は、柘植や椿など堅い木を輪切りにして、そこに彫るもの。写真は柘植の木、高級品となります。私はまだ初心者、最初の3回は版木をダメにしました。
画像2 さて、椿の版木を磨きました。これは6回目の版。両面彫れるので、両面サンドペーパーで磨きます。80とか120番から1500番まで、木のこなが舞うので庭に出て磨きます。ほんとはもっと磨くはずですが、せっかちでやれてもここまで。
画像3 裏側に紙を貼り、傷がつかないよう保護。版木が回転するよう、10円玉を貼り付けます。
画像4 版木はビュランという道具で彫ります。
画像5 今なんとなく印刀型を使っています。細い線が彫れる気がしてます。
画像6 下絵はこちら。
画像7 版木には墨汁を塗っておき、下絵を反転し写します。刷ると逆になります。
画像8 彫り跡にはインクがつかないので、光を彫るイメージです。陰刻というらしいです。目元を彫りたいけど我慢です。これまでの少ない経験からみて、やりすぎたら戻れないことが分かってきました。それでもやりすぎてしまいます。

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