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2022年上海市の高齢化率はどれくらい?

4月12日、上海市衛生健康委員会の公式ホームページで『2022年上海市高齢人口と高齢事業監測統計情報』が公開されました。

《2022年上海市老年人口和老龄事业监测统计信息》

統計データによると、2022年の上海市の戸籍人口は1505万1900人となっています。ちなみに2022年の東京都の人口は1404万2127人です(推計値/2022年12月26日総務局報道発表資料による)。

60歳以上の高齢人口は553万6600人で、総人口の36.8%を占めています。

65歳以上の高齢人口は424万4000人で、総人口の28.2%を占めています。他方、2022年の東京都の65歳以上の高齢人口は312万人で、高齢化率は23.5%となっています(推計値/2022年09月14日 総務局報道発表資料)。日本の2022年の高齢化率は29.1%(2022年9月15日現在推計。総務省統計局資料)ですから、上海市の高齢化率は日本の高齢化率と近いことがわかります。

70歳以上の高齢者人口は、263万1700人で、総人口の17.5%を占めています。

80歳以上の高齢者人口は83万1500人で、60歳以上の高齢者人口の15.0%を占め、総人口の5.5%を占めています。

100歳以上の高齢者人口は、3528人で、そのうち男性が887人、女性が2641人です。

2022年末までに、上海市には全部で介護施設が729ヶ所あり、ベッド数は合計で16万3600床です。2022年に施設のベッド数は6743床増え、前年より3.2%増加しました。上海市全体の医療施設(老人病院、老年護理院/ナーシングホーム)は合計で96ヶ所あり、ナーシングホームのベッド数は2万6600床となり、前年より9.7%増加しました。

5月30日~6月1日には、中国最大規模の介護・福祉展示会「2023CHINA AID(上海国際福祉機器展)」が開催され、 史上最多の日本企業が出展予定となっています。

CHINA AIDホームページ
https://www.china-aid.com/ja

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