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23年、やってみてどうだった?から考える、24年オフラインプロモーションの傾向

オフラインプロモーションへの予算投入がコロナ前の水準に戻りつつある中、各企業がオフライン施策に注力したいという声が増えています。2023年には、"BEER BASH"というタイトルで20本以上のmeetupを企画・実施しました。そこから得た教訓と戒めを込めて、この記事を書きます。


「オフラインイベントがやりたい!!」

あるBtoBマーケティング企業から年末に相談があり、「そろそろオフラインでイベントを開催したいんですよね。」という声が本当に増えています。オフラインイベントに力を入れてきた個人としては、非常に嬉しくもあり、恐れ多くもあります。その理由は、"企画したら喜ばれる状況"が終わりを迎えつつあるという状況です。コロナ禍で各社がオフラインからオンラインマーケティングに注力した結果、ウェビナーが乱立したように、meetupが乱立する時代がやってくるのではないかという緊張感で2024年を迎えました。ただし、オフラインプロモーション市場が再活性化することを受け入れ、ついに差別化を図る時期が来たと考え、谷間の時代を完全に超えた状態にあると思います。

私自身は、イノベーターやアーリーアダプターではありませんが、現在担当している事業にとって必要なアプローチとしてmeetupを取り入れています。

そもそもmeetupって?

アメリカから持ち込まれたmeetupは、起源としては2014年後半から15年にかけてスタートアップ界隈で盛んに行われていました。その文化が後発的に事業活動の一環として取り入れられたように感じています。(以下、補足)

私自身は、meetupの熱量を体の芯から感じさせていただいたのはUZABASE社主催の「CHANGE to HOPE 2022」にてでした。主催者の思惑通り、「街を使って、熱気と交流を生み出す」この体験から、ビジネスを圧倒的に加速させるには事業サイドも取り入れるべきだと感じました(当時はbravesoft社の"eventos"を導入いただいておりました)。


2023年の個人的総括

◼️meet up/交流会/BEER BASHによる期待値

・普段会えない人や、オンラインでしか接点がない方、主催やco-hostのネットワークによる新たな出会いが、BizDev的な役割を果たし、事業活動の加速に寄与。

◼️meet up/交流会/BEER BASHの効果は?

・新規リードかナーチャリングか?
 参加対象を絞った良質なコミュニティとして運用する場合、新規参加のアプローチは難しく結果として、関係構築の傾向

・理由:対象が明確な場合、誰かと繋がっていることが条件に含まれて、ナーチャリング傾向となる

・新規参加者を獲得する方法:共催を募ったり、SNSや他プラットフォーム(peatixなど)への投稿や広告展開を含めた他コミュニティのアプローチが必要

実際に参加していただいた方から聞いた成果として
・リファラル採用が決定した
・1人目マーケターの採用ができた
・システムの導入が決まった
・大手企業との協業ができた
・数百万規模の案件受注 
など数々あり嬉しい限りでありますが、まだまだみなさんのためになる場所を作りたいという気持ちもあります。

24年のオフラインイベントやコミュニティはこれだ!

昨年、meetupを企画運営する中で肌で感じていた流れがあります。

・23年上旬の声:「参加してみたい!企画してくれたら行きます!!」

・23年下旬の声:「誰がきますか?他の予定と重なってます。
。。」

上記からイメージできるように、集客の状況も、やれば集まる状況から次第に、参加するmeetupを選ばれる状況になりました。

大前提、イベントはゴール設計が重要になりますが、その中身に着目し
企画側としては

・参加する意味があるイベント
・参加して良かったイベント

これがイベントの価値提供とするならば、コンテンツの価値・重要性と向き合う必要があると考えております。具体的には以下の2つ。

・「価値」…参加者が求めているであろうこと
・「重要性」…なぜオンラインでやらないのか?オフラインでやる意味は?


そこで下記のように、スタートアップ公認会計士 中辻さんが企画する勉強会は、コアな来場者層に向けたコンテンツバリューのあるイベントは「価値」と「重要性」が担保されたイベントになると感じております。今から当日が楽しみです!

◾️参加申し込みはこちら>
https://client.eventhub.jp/ticket/AHlbQyNIOe


また定期的なイベントを管理していく上で、予算があり、顧客を自社の資産としていくのであれば、プロダクトの導入は検討して良いかと思います。

イベントマーケ・コミュニティ運営におすすめプロダクトはこれかも!?

BtoBイベントマーケティグならEventHub

今年はTHE SEEDにおいてはカンファレンスを実施させていただきました。
ポイントは次の通りです。

  • イベント申し込みページの迅速な立ち上げが可能

  • イベントページの無制限な立ち上げ

  • 有料チケットのサポート

  • 共催先とのプレゼンス向上のため

  • スタートアップ業界では交流機能の積極的な活用が行われている

  • 登録者へのメール配信が可能

  • 当日受付のQRコード読み込みが容易

加えて、イベントブランディング観点で、イベント管理ツールを活用することでイベントへの信頼性も増すと考えております。

KEEN Maneger

上記と用途は異なりますが、コミュニティ向けのプロダクトとして、「KEEN Manager」も検討に入れていただきたいです。特にツールの実装が完了している企業担当者向けです。今年、1/19に勉強会に参加させていただき、情報量も非常に多く、コミュニティマーケティングを提案されており、自社でも素敵なコミュニティ運営を行っています。気になったポイントはダントツで、

・個人の活動データを収集・分析できる

という点です。コミュニティ運営において、申し込みフォームやCRM、SNS、コミュニケーションツールを横断して運営している方は、一度、ぜひサービス説明を聞いていただきたいと感じました。

commmune(コミューン)

コミュニティサイト構築SaaSのcoomune。個人的にイベントやコミュニティ参加の囲い込み施策の活用、行動の可視化など非常に興味あります。最近、プロスポーツ上場企業の導入したため、操作性・管理画面含め触らせていただきたいプロダクトです。

まずはスモールスタート!なら「notion」

下記のような感じでLPはサクッと作れます。申し込みページはHubSpot。「イベンター・マーケター交流会」は昨年5回実施し、約150名が参加。受注や案件化、リファラル・副業など多く生まれ、微力ながらも企業の経済効果に貢献したと自負しております。次回は2/26(月)に開催いたします。

まずはスモールスタート!ならpart 2 「Luma」

米国発のスタートアップが提供するイベント作成ツール「Luma(ルーマ)」今春に日本語のサポート開始を予定しているとのこと。こちらでもイベントを立ち上げてみたので、使用感興味ある方はお声がけください。

日経さんにも取り上げられております。

オフラインイベントをこれから始めます!という方へ

改めて各企業が現場レベルまでオフラインプロモーションが再び注目を集め、企業がオフラインイベントやコミュニティ構築に意欲的に取り組む動きが見られます。以下は、オフラインイベントを始める際のポイントとノウハウをまとめたものです。

1. イベントの意味と重要性を理解する

オフラインイベントは参加者が求める価値や重要性にフォーカスすることが不可欠です。オンラインとの違いや、なぜオフラインで開催するのか、その意義を考えながら企画を進めましょう。

2. 参加者の期待に応えるコンテンツの提供

イベントの成功は参加者がイベントから得られる価値に依存します。参加者が望む情報や体験を提供することで、イベントの魅力を高めることができます。

3. イベント管理ツールの活用で運営

イベントの効果的な運営や信頼性向上のために、イベント管理ツールの導入を視野に入れても良いかもしれません。プロダクトを活用して、申し込みから受付・事後フォローまでをスムーズに進めること出来ます。あわよくば個人の活動データの収集・分析することがで、よりターゲットに合ったアプローチが可能になります。

4. スモールスタートで始める

初めてのオフラインイベントやコミュニティ構築はスモールスタートがおすすめです。Notionやlu:maを使用してLPを簡単に作成して実施することが出来ます。まずは参加者を集めることに慣れることも重要です。

最後に、ノウハウ豊富な方やご質問がある方は情報交換させてください。新規イベントの立ち上げと成功を応援いたします!


最後に

これから企画する方向けに

前述させていただいたように、2023年にmeetupや交流会を多く実施しましたので、タスクも若干ありつつフォーマット化してきました。当日のチェックすべき点やスケジュールなど、情報共有を希望する方はぜひお知らせください。


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